おわびとお知らせ:
「日本は戦争すると思いますか?」のシールアンケートの結果まとめとして運営している本サイトですが、取材者の都合により、これまでの1~2週に一回ペースでのアンケート採取ができなくなりました。アンケート結果の掲載はしばらくお休みしますが、今後も随時アンケートは行う予定ですので、その際の参考のため、日本と世界のニュースのまとめだけは定期的にアップしていきます(1~2週間に一回程度)。
参考:今週のおもなできごと(2017.8.1-18)
[日本]
・6日広島・9日長崎で原爆の追悼式典。安倍首相は国連の核兵器禁止条約に言及せず。長崎市の田上市長は平和宣言の半分以上を費やして「日本が参加しないという姿勢を被爆地は理解できない」など、核兵器禁止条約への日本の参加を求める内容を語った。
・15日全国戦没者追悼式が東京で開催。安倍総理は「希望に満ちた明るい未来」と発言し、今回もアジア諸国への「深い反省」「哀悼の意」を盛り込まなかった。靖国神社には安倍総理は私費で玉串料を納めた。佐藤正久外務副大臣を含む「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」や、稲田前防衛相を含む「伝統と創造の会」などが靖国参拝。
[オスプレイ]
・5日オーストラリア、米豪共同軍事演習タリスマン・セーバーに参加中の沖縄・キャンプ・ハンセン所属のオスプレイMV22が着艦しようとして墜落。3人が行方不明。8日に死亡確認。
・6日日本政府はアメリカにオスプレイの飛行自粛要請、7日オスプレイMV22が普天間を飛行。10日から北海道で行われる日米訓練にオスプレイが参加予定のため、7日に北海道知事は防衛省に飛行自粛を求める要請。
・8日アメリカ、海兵隊のすべての航空機の24時間飛行停止が検討されていることを報道される。航空訓練の手順確認などを行うため。
・8日新たに就任した江崎沖縄北方相がオスプレイの墜落にふれて、「日米地位協定は直すところは直すという交渉にすべき」と、閣議後の記者会見で語る。4時間後に「安倍政権下で2度に渡り大きな見直しを行った。あるべき姿を追求していくとの姿勢である」と訂正。訂正発言は手元のメモを見ながら行ったもので、江崎大臣は就任後支援者とのパーティーで「官僚の原稿を朗読するだけ」と発言していた。
・12日那覇で沖縄県民大会。翁長知事は辺野古新基地反対、普天間基地閉鎖、オスプレイの配備反対の立場について「県民の民意はいささかの揺るぎもない」と確認。大会はオスプレイの飛行を止めない日米両政府を批判する特別決議を採択した。
[北朝鮮・アメリカ]
・11日陸上自衛隊はミサイルの破壊措置命令を受け、PAC3を島根・広島・愛媛・高知の4ヶ所に移動。
・14日北朝鮮・金主席は「アメリカの様子を見守る」「アメリカが先に正しい選択をして行動で見せなければならない」と演説。
・9日フランス・パリ西部でテロ巡回中の兵士に車が突っ込み、6人が負傷。
・13日トルコ・イスタンブール。ISの疑いのある人物を留置所に護送中、警官1名が刺殺される。
・13日ブルキナファソ、レストランを武装グループが襲撃。18人以上が死亡。
[アメリカ]
・12日アメリカ・バージニア州シャーロッツビルでKKKなどの白人至上主義団体が数百人規模のデモ。同地に設置されている南北戦争の南軍のリー将軍の像の撤去に反対するもの。差別反対の団体などによる対抗デモと衝突になり、白人至上主義者の20歳の男が運転する車が、対抗デモに突入し、1人が死亡。
・トランプ大統領は「すべての憎悪に対して結束し、批難する」とし、白人至上主義者だけではなく、双方に対して批判していると解釈された。14日には「KKK、ネオナチ、白人至上主義者を含む暴力を引き起こした団体は犯罪者であり、残忍な悪党である」と訂正ととれる発言。この発言はプロンプター・ボードを見ながらのもの。
・14日アメリカのIT企業が、反トランプ大統領のサイトを閲覧した人の個人情報(氏名・住所・電話番号・メールアドレス・IPアドレス・写真)を提供するように司法省から要求を受けていると告発。対象は130万件。
・15日トランプ大統領は就任後初めてニューヨークのトランプタワーに帰還し、記者会見。シャーロッツビルの事件について「反対派は非常に暴力的」として態度を元に戻した。