おわびとお知らせ:
「日本は戦争すると思いますか?」のシールアンケートの結果まとめとして運営している本サイトですが、取材者の都合により、これまでの1~2週に一回ペースでのアンケート採取ができなくなりました。アンケート結果の掲載はしばらくお休みしますが、今後も随時アンケートは行う予定ですので、その際の参考のため、日本と世界のニュースのまとめだけは定期的にアップしていきます(1~2週間に一回程度)。
また、近日中にこれまでの15回のアンケートの集計を発表したいと思います。
参考:今週のおもなできごと(2015.6.10-6.20)
[国会/安保法案審議]
・防衛省は昨年より米第七艦隊の洋上司令部となる旗艦ブルーリッジに海自幹部が乗船し、情報をやりとりしていることを公表。
・中国軍の制服組トップである范軍事委員会副主席が11日、ワシントンで米カーター国防相と会談。米側が「埋め立ての中止、平和的解決」を要望したのに対し、中国は「米軍の海空域での軍事行動の削減」「埋め立ては自国の領土での軍事防衛目的」を主張。
・19日中国は南シナ海での岩礁埋め立てについて「近く完成する」と発表。これ以上の拡大をしない、といったん表明し、米国や近隣諸国との対立を沈静化させたい意向。
・アメリカの武器製造大手コルト・ディフェンスが経営破綻。3億5500万ドルの負債。2013年に米軍との大口契約を打ち切られたことが大きな原因。
・米大統領選挙の共和党予備選にジェブ・ブッシュ・フロリダ州知事が立候補表明。父・兄が大統領として、湾岸戦争・イラク戦争を開戦したブッシュ氏は、選挙戦において一族の政治履歴に触れたくない動向を示しているが、一方で現在のオバマ大統領のIS対策を不足とし、地上軍の派遣も辞さない方針を表明している。
・7日よりドイツでG7首脳会議が昨年同様ロシアを排除したまま開催された。各国の懸案はロシアのウクライナ侵攻問題であった。その間、ロシアのプーチン首相は、ミラノでイタリア・レンツィ首相に対し、G7について「ロシアはもうなんの関係もない」と話した。
・ISは9日、リビア中部の都市シルトを制圧。
・シリアではクルド人武装勢力「民主統一党/人民防衛隊」がISからトルコ国境沿いの都市テルアビヤドを奪還。これに対してトルコのエルドアン大統領は「シリア-トルコの国境を脅かす」と懸念を表明。シリアの民主統一党はトルコのクルディスタン労働者党(トルコの現政権がテロ指定している)と密接な関係にある。
・国連はPKOが活動中に行った犯罪行為の内部監査結果を発表。08-13年に支援物資と引き換えに性的搾取が行われたケースが、ハイチ、南スーダン、リベリア、コンゴなどで480件。ハイチがもっとも多く、231人の現地住民(子ども、少年を含む)に対して、隊員が物資の見返りとして性交渉を要求。こうしたケースが常態化している。南スーダンPKOには日本の自衛隊も参加している。
・6月20日は「世界難民の日」。UNHCR国連高等難民弁務官事務所の発表では、現在世界の難民・国内避難民は5950万人(半数は子ども)。最多はシリアの388万人。2014年度の受入数はドイツがもっとも多く33310人。日本はG20で最低の11人(難民認定されず在留許可を出された人が110人)。
・12日から北京で、33人の文学者が参加する日中韓文学フォーラムが5年ぶりに開かれる。