おわびとお知らせ:
「日本は戦争すると思いますか?」のシールアンケートの結果まとめとして運営している本サイトですが、取材者の都合により、これまでの1~2週に一回ペースでのアンケート採取ができなくなりました。アンケート結果の掲載はしばらくお休みしますが、今後も随時アンケートは行う予定ですので、その際の参考のため、日本と世界のニュースのまとめだけは定期的にアップしていきます(1~2週間に一回程度)。
参考:今週の主なできごと(2016.1.10~1.19)
・アイドルグループSMAPのメンバー5人のうち、4人が事務所を離脱、それにともないグループが解散する可能性が発覚。18日のレギュラー番組で「謝罪」がされ、解散は回避。安倍首相は「解散しないでよかった」と発言。また、中谷防衛相は「存立危機事態は脱した」とコメント。存立危機事態であったとすれば、集団的自衛権行使容認の条件に該当し、武力の使用が可能であった。
・16日台湾総統選挙と立法院選挙。民進党の蔡主席が圧勝し、8年ぶりの政権交代と、初の女性総統の誕生。民進党は立法院でも過半数を占めて与党に。また、14年の立法院占拠のひまわり学生運動から発生した新政党・時代力量は5議席を獲得。民進党とは部分的に連携。民進党は中台関係において、「ひとつの中国」を認めていた国民党よりも独立志向が強いといわれるが、蔡主席の公約は「現状維持」に控えている。
・イスラエルはアメリカに対し、軍事援助の大幅増額を要求。アメリカは、イスラエルに対して現在年30億ドルの無償軍事援助を行っているが、2017年に失効するため、2018年からは50億ドルに引き上げるよう要求している。
・イギリス。アメリカ共和党の大統領候補でトップをはしるドナルド・トランプ氏の移民排斥や「イスラム教徒の入国禁止」発言について、「ヘイトスピーチである」として、トランプ氏のイギリス入国禁止の請願署名が57万筆を超える。請願を受け、18日に下院の議題となった。イギリスには、トランプ氏と同様の主張をしているアメリカ人ブロガーの入国が禁止された事例もある。
・ドイツ西部ケルンでおおみそかに女性への集団暴行や窃盗、痴漢があいつぐ。被害届け379件。容疑者32人中22人が難民申請中だった。8日ケルンの警察トップが更迭。ドイツ国内では右翼による反イスラム、移民排斥のデモが多発。
・19日ドイツ紙の世論調査で、メルケル政権の支持率が就任以来最低の32.5%に。移民・難民問題への対応が不満を呼んでいる。
・13日トルコ南東ディヤルバクル。警察の前で車爆弾が爆発、武装集団との銃撃戦となり、子どもを含む近隣住民など6人が死亡。当局はクルド系組織PKKの犯行としているが、声明は出ていない。
・10日イエメン北部で「国境なき医師団」が運営する病院に砲撃。4人死亡。
・12日トルコ、イスタンブールの旧市街中心にあり、礼拝者や観光客が多数訪れるブルーモスク周辺で爆弾と見られる爆発。外国人観光客ら10人が死亡。トルコ政府はISの犯行とし、現場で死亡していた実行犯は難民申請中のシリア人であると発表。
・15日ブルキナファソの首都ワガドゥグでホテルに武装勢力が立てこもり。同日夜に警察が突入したが、外国人宿泊客ら20人以上が殺害されていた。マグレブのアルカイダAQIMか。ブルキナファソは14年に、27年間実権を握っていた大統領が反政府デモにより倒れ、昨年秋まで1年以上の政治空白が続いていた。
・フィリピン最高裁はアメリカとの軍事協定による米軍駐留を合憲と判断。米軍は冷戦終結にともない、92年にフィリピンから撤退。その後14年のフィリピン憲法の発効により、外国軍の駐留はできないことになった。今回の判決により、米軍は常駐はできないが、派遣した部隊がフィリピン軍基地や、専用施設を使うことは可能になる。