日本は「戦争」すると思いますか?

戦争・軍事と日本の距離をニュースウォッチしています。

今週のおもな出来事(2019.1.1-1.14)

おわびとお知らせ:
「日本は戦争すると思いますか?」のシールアンケートの結果まとめとして運営している本サイトですが、取材者の都合により、これまでの1~2週に一回ペースでのアンケート採取ができなくなりました。アンケート結果の掲載はしばらくお休みしますが、今後の参考のため、日本と世界のニュースのまとめだけはアップしていきます。
 
参考:今週のおもな出来事(2019.1.1-1.14)
・9日在日米軍司令官が会見で「北方領土に戦力を置く可能性は現在はない」と発言。
・14日ロシア・モスクワで河野外相がラブロフ外相と会談。ロシア側は「第二次大戦の結果を日本が認めるのが第一歩」として4島の正当性を主張。平和条約締結は、56年の日ソ共同宣言に基づいて行われるが、当時は日米安保条約がなく、現在はアメリカのミサイル防衛システムの展開に注意が必要であると牽制。プーチン大統領の2島返還発言に対し、ロシア国内向けにバランスをとったものか。
 
[国内]
・9日政府は、米空母艦載機の陸上着陸訓練候補地として鹿児島・馬毛島を160億円で購入。2011年の日米合意に基づき、硫黄島から移転の予定。当初予算は45億円だったが、地権者「タストン・エアポート」社が滑走路や施設を整備したとして金額を上乗せ。西之島市は移転に反対している。
防衛省はイージス・アショアの配備予定地である秋田・山口両県で電波影響調査を3月末まで実施する予定。コンピュータによるシュミレーションのみを予定していたが、秋田県などの要請により陸自の対空レーダーを使用して実測する。
 
・4日中国・習主席が中央軍事委員会で「各分野の力や資源を全て軍事闘争の準備に集中させる」と演説。米中対立を念頭。
・7日アメリカ海軍ミサイル駆逐艦南シナ海西沙諸島で「航行の自由」作戦。
・8日北朝鮮・金委員長が特別列車で北京入り。昨年3月以降4回目。習主席と対米協議、トランプ米大統領との再会談への布石か。
 
・1日マリ中部モプティ州武装勢力が少数派フラニ族を襲撃、37人以上が死亡。部族間の土地・水の対立が原因か。
・6日エジプト・シーシ大統領が米CBSのインタビューに対し、シナイ半島でのIS掃討作戦でイスラエルと共闘している、と回答。
・10日イエメンで政権軍の軍事パレードに対し、反政府勢力フーシのドローンが攻撃。兵士5名が死亡。
・13日イスラエル・ネタニヤフ首相が会見でシリアのイラン武器庫の空爆について初めて公式に認める発言。ダマスカス空港のイランの武器庫などを過去数百回空爆し、昨年だけで2000発としている。イラン側は「シリアには軍事顧問の派遣のみで、軍事プレゼンスはない」と、イスラエルが嘘をついていると反論。
・14日アフガニスタン・カブールで自爆テロNGOなどの外国人の居住地区。4人が死亡。タリバーンが犯行声明。