おわびとお知らせ:
「日本は戦争すると思いますか?」のシールアンケートの結果まとめとして運営している本サイトですが、取材者の都合により、これまでの1~2週に一回ペースでのアンケート採取ができなくなりました。アンケート結果の掲載はしばらくお休みしますが、今後の参考のため、日本と世界のニュースのまとめだけはアップしていきます。
参考:今週のおもな出来事(2019.3.10~3.26)
[ニュージーランド・テロ]
・15日ニュージーランド・クライストチャーチのモスクに男が侵入し、銃乱射、49人以上が死亡。容疑者3名を逮捕、のち実行犯はオーストラリア人の男1名であると発表。実行犯はヘルメット搭載カメラの映像をFBで生中継しており、反イスラム、白人危機を訴える80p近い声明文を投稿している。
・16,17日トルコ、今月31日の統一地方選挙を前にした集会でエルドアン大統領がNZの乱射映像を上映。「トルコと私が狙われている」と語る。犯人の声明の中には攻撃対象の一人としてエルドアン氏の名前もあげられていた。
・ISは事件は「報復にかきたてるのに十分だ」などの音声メッセージを発信。
[ゴラン高原]
・21日アメリカ・トランプ大統領がゴラン高原はイスラエルに帰属するとして「米国が完全にイスラエルの主権を認めるときだ」とツイート。ゴラン高原はイスラエルが1967年に武力で占領し、1981年にシリアから併合を一方的に宣言。国際社会は認めていない。発言にシリア、ロシア、EU、アラブ連盟などが批難。
・26日日本・菅官房長官は「日本は併合を認めない立場である」と会見。国連安保理事国15ヶ国のうち、ヨーロッパの五カ国(イギリス・フランス・ベルギー・ドイツ・ポーランド)が「武力による併合は国連憲章に反する」として「不法な併合を承認することが引き起こす事態を懸念する」と声明。
[日本・沖縄]
・19日玉城沖縄県知事が首相官邸で安倍首相と会談。県が国を相手取った裁判のうち、岩礁破砕工事に関する訴え(一、二審は県が敗訴)の上告を取り下げる意向を伝え、「工事を止め、対話のための環境作りに努めたい」と1ヶ月程度の話し合い期間を要請。玉城氏によると首相は工事継続の意向を示したという。
・19日那覇地裁は、2016年4月に辺野古海上で抗議行動を行った芥川賞作家の男性が米軍に長時間拘束され、8時間後に海上保安庁に緊急逮捕されたことの是非を争う裁判で、引き受けが遅れた海保の対応に合理的理由が認められないとして、慰謝料8万円を判断。
・24日米軍キャンプ瑞慶覧の沖縄防衛局事務所入り口でカセットボンベが爆発。フェンスが破られているのが発見される。
・25日辺野古新基地予定地の新区画・キャンプシュワブ南西側に土砂投入開始。
・26日陸上自衛隊が奄美大島と宮古島にミサイル部隊と警備部隊の駐屯地を開設。地対艦誘導ミサイルや地対空誘導ミサイルなどが配備。奄美は駐屯地・分屯地で合計560人配置、宮古島は380人で発足し、来年度に倍の規模に拡大。石垣島にも500人規模の駐屯地建設に着手している。
・17日横須賀・防衛大学校の卒業式。安倍首相は「誇りを持って仕事ができるよう」に憲法を変えることを訓示。卒業生478名のうち49名が任官拒否(2017年は32名、18年は38名)。1991年(湾岸戦争時)の94名に次いで最多。
・22日政府はAI兵器について「兵器に関する情報を十分に把握した人間による関与が必要」とする案を、25日からジュネーブで開催される「特定通常兵器使用禁止制限禁止条約」に提出。
・11日イラン・ロハニ首相が初のイラク訪問。アブドルマハディ首相と会談し「アメリカが不正な制裁を科そうとしているときこそ、立ち向かうため両国関係を発展させるべき」「イラクのIS対策や復興支援に協力する」と語る。
・18日中国政府は新疆ウイグル自治区について「反テロ・過激化除去闘争と人権保障」白書を公表。13000人のテロリストを拘束し、1588のテロ組織を摘発したとされる。