おわびとお知らせ:
「日本は戦争すると思いますか?」のシールアンケートの結果まとめとして運営している本サイトですが、取材者の都合により、これまでの1~2週に一回ペースでのアンケート採取ができなくなりました。アンケート結果の掲載はしばらくお休みしますが、今後の参考のため、日本と世界のニュースのまとめだけはアップしていきます。
参考:今週のおもな出来事(2019.10.1-10.20)
[国内]
・4日臨時国会開会。安倍首相は所信表明で「日米同盟を基軸としながら、イギリス・フランス・ドイツ・オーストラリアなどと協力し、自由で開かれたインド・太平洋をめざす」としつつ「日中は新時代。来年習近平国家主席を国賓待遇で招待する」とした。また北方四島については「領土問題を解決し、平和条約を締結する」「韓国は重要な隣国であり、約束の遵守を求める」ものとした。
・9日東京・江東区の東京臨海広域防災公園で陸上自衛隊がPAC3の機動展開訓練を実施。施設外での訓練は6年ぶり。
・14日横須賀基地で国際観艦式。12,13日の予行演習を含め40000人の一般の乗艦枠に対して18倍の応募。自衛隊は、人員確保のため、高校一年生から30歳までを優先する「青少年券」を初導入。10日横須賀新港に中国海軍のミサイル駆逐艦「太原」が入港。中国の軍艦の入港は10年ぶり3回目。12日台風19号が直撃、予行演習・本番とも中止。
・17日から靖国神社秋季例大祭。17日衛藤沖縄北方相が参拝。18日高市総務相が参拝。同日「みんなで靖国に参拝する国会議員の会」98人が参拝。内訳は自民93人、維新2人、国民民主1人、N国1人、無所属1人。
・18日会計検査院が、2017年度のアメリカからの有償軍事援助FMSによる防衛装備品の調達状況を報告。2013年度の1117億円から三倍の3882億円に。F35Aやイージス・アショアなどの高額な購入が費用を押し上げている。F35Aは昨年まで三菱重工、IHI、三菱電機が共同開発に参画し、施設整備などで1465億円がかかっていたこともあり、一機あたり152億円と米国内向けに比べ、40億円割高になっていた。今後は完成品調達に切り替え、一機あたり113億円の予定。
・18日防衛省はオマーン湾などに自衛隊を派遣方針決定。目的は「情報収集の強化」であるとし、防衛省設置法の「調査・研究」にもとづく。この場合国会承認は不要。アメリカ主導の有志連合には参加せず、イランに配慮してホルムズ海峡とその西側のペルシャ湾は避ける。
[シリア・トルコ]
・6日シリア・トルコ国境地帯でYPGを支援していた米軍が撤退開始。トルコは軍事作戦を表明しているが、米は「関与しない」とした。
・14日YPGの支援要請を受けたシリア・アサド政権軍がトルコ国境付近に部隊を北上させる。15日、アサド政権を支持するロシアの軍警察が国境付近マンビジュで警戒行動を開始。
・19日シリア北部の米軍1000人が撤退し、イラク西部へ転属。シリア南部の200人規模の部隊はそのまま。
[イラン]
・11日紅海サウジアラビア沖でイランのタンカーが爆発。イランは「東側から30分で2回のミサイル攻撃で被弾した」と発表。
・11日アメリカが9月のサウジ石油施設攻撃を受け、サウジに3000人の増派を決定。米軍は今年7月から駐留を再開していた。
・1日べラルーシ・ミンスクでウクライナ、ロシア、OSCE(欧州安全保障協力機構)の三者協議。親ロシア派が支配するウクライナ東部に一時的自治権を与え、選挙を実施することで合意。ウクライナが譲歩した形となる。
・4日香港のデモに対し、行政府は「事実上の戒厳令」とされる緊急状況規則条例を発動。半世紀ぶり。いわゆる「覆面禁止法」が立法会(国会にあたる)を待たず、行政会議のみで決定。