今週のおもな出来事(2019.9.17-10.2) - 日本は「戦争」すると思いますか?

おわびとお知らせ:

「日本は戦争すると思いますか?」のシールアンケートの結果まとめとして運営している本サイトですが、取材者の都合により、これまでの1~2週に一回ペースでのアンケート採取ができなくなりました。アンケート結果の掲載はしばらくお休みしますが、今後の参考のため、日本と世界のニュースのまとめだけはアップしていきます。

参考:今週のおもな出来事(2019.9.17-10.2)

[国内]

・17日沖縄本島・本部港でアメリカ海兵隊が訓練船を陸送で入港する計画が、市民団体の抗議で阻止される。本島での民間港の使用は初。

・25日北海道・千歳空港で航空自衛隊とオーストラリア空軍が、新安保法の「物品役務相互提供協定ACSA」にもとづく燃料供給などの共同訓練を実施。

・政府は8月の訪日韓国旅行者が前年比48.0%と激減し308,700人だったと発表。食料品の輸出額は4割減少。　

・防衛省は10月14日に相模湾で行う海上自衛隊観艦式に韓国を招待しないことを決定。中国が初参加のほか、アメリカ、イギリス、カナダ、シンガポール、オーストラリア、インド。

・17日からの国連総会では日韓会談はおこなわれず、立ち話もなかった。

・2日北朝鮮が東部江原道元山付近から日本海へミサイル発射。韓国NSCが潜水艦発射弾道ミサイルの可能性を指摘。GSOMIAにもとづき、日本への情報提供を求める。GSOMIAは11月23日が期限。3日北朝鮮国防科学院がSLBM「北極星3型」であると発表。

・23日アメリカ・ニューヨーク、国連総会で安倍首相はIOCのバッハ会長と会談、五輪開催国が前年の総会に提案することが慣例である、五輪期間中の紛争国に「休戦決議」を呼びかけることを決定。

[サウジ/イラン]

・18日サウジアラビアは今月14日に東部アブカイクの国有石油企業サウジアラムコの施設2ヶ所を攻撃したドローンをイエメンからではない、と分析結果を発表。19日イラン・ザリフ外相はCNNの取材に「攻撃を受ければ全面戦争となる」と発言。20日サウジの施設攻撃を主張しているイエメンの武装組織・フーシがサウジアラビアへのドローン、ミサイル攻撃の停止宣言。

・20日アメリカがイラン中央銀行に対して経済制裁。サウジの米軍の増派を決定。現在は防空部隊数百人規模。26日国防総省がパトリオットミサイル1基、レーダー4基、支援要員200人の増派を発表。

・22日~23日の日程で国連総会参加のため訪米するイラン・ロハニ大統領に対し、アメリカは移動制限つきのビザしか発行せず、同行の政権幹部・メディアは入国ビザを発行されなかった。

・24日トランプ大統領が一般討論で演説。イランについて「平和を愛する国々が直面する最大の脅威のひとつであり、すべての国々は行動する義務がある」とした。

・24日安倍首相とロハニ大統領が会談、安倍首相が一般討論で演説「イランは叡智にもとづく行動を求める」

・25日ロハニ大統領が一般討論で演説、アメリカ抜きでサウジを含むペルシャ湾周辺国を中心とした航行の安全確保作戦「ホルムズの平和への取り組みHOPE」を呼びかける。アメリカに対し「制裁下でのいかなる交渉もしない」とし、会談は行わなかった。

・17日イスラエル今年4月の組閣失敗を受け、やり直し総選挙。ネタニヤフ首相のリクードは120議席中31議席。

・19日アフガニスタン南部ザブールで病院の近くで車爆弾が爆発。17人以上が死亡。

・28日大統領選挙の投票がはじまるが、テロの危険で5400のうち430ヶ所以上の投票所が閉鎖。

・25日上海の造船所で075型大型揚陸艦が進水式。排水量4万t、ヘリコプター30機搭載可能。

・10月1日北京で建国記念軍事パレード。初公開となる極超音速巡航ミサイルDF100や12000kmの射程でワシントンまで到達する新型ICBM・DF41など、急速に高度化した兵器が披露された。