今週のおもな出来事(20.3.31-4.9)
[新型コロナウイルス(covid-19)対応]
・3月末までの全世界での感染者は103万3千人、死者は5万4千人。
・4月3日自民党・立憲民主党の筆頭幹事会談。自民は「新型コロナウイルスと憲法論議」としたペーパーを提示。緊急事態時に国会での議決に議員出席3分の1以上の要件緩和、衆議院議員の任期延長などを盛り込んだ。
・7日安倍首相が「憲法審査会を期待する」と発言。
・7日政府が緊急事態宣言。4月8日から5月6日までを予定し、東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・福岡が対象。各都府県知事が外出自粛要請、施設の使用停止などの措置を行う。7日夜に安倍首相が記者会見。記者クラブ19社からひとりずつと、フリーなどその他は抽選で10人に制限された。
・8,9日の国会が全面休止。裁判所も開廷延期に。
・7日防災担当相の秘書室職員が感染判明。
・9日内閣は菅官房長官の一日二回の会見を一回にするなど、閣僚の記者会見の削減を記者会に要請。記者会は反発。
・9日、愛知県・大村知事が緊急事態の対象地域入りを政府に求める。10日県独自の緊急事態宣言。10日、京都府・西脇府知事も対象地域入りを求める。
・安倍首相は5月9日予定のロシア「対独戦勝75周年式典」への出席を見送る決定。
・4月3日米海軍原子力空母セオドア・ルーズベルトで、3月24日3人が感染したとして、艦長が下船・隔離要請の文書を国防省に送付。1日には93人、2日に114人に増加。2日、艦長が文書をメディアなどの外部にも送付していたことで、情報流出したとして国防省が艦長を解任。1日時点での米軍全体では感染者771人。6日に海軍トップは訓示で艦長の行為を「裏切り」「ナイーブか愚かか、わざとやった」と批判。トランプ大統領も「ひどい」「弱さを見せた」と追随。この発言に批判が集まり、7日、海軍トップが辞任。
・3月31日ハンガリーが感染者447人、死者15人となり、大統領の権限を大幅に拡大する非常事態法が成立、施行。期限があいまいとの指摘。
・4月5日イギリス・ジョンソン首相が自主隔離から入院へ。6日集中治療室へ。8日に改善。
・8日イエメンでの戦闘行為を、サウジアラビア主導の有志連合軍が翌日から2週間の停止を決定。8日には戦闘行為。