今週のおもな出来事(20.6.17-7.6)
・6月17日アメリカ、シリアに対する新制裁「シーサー・シリア市民保護法」が発効。アサド政権の幹部等と取引をした外国人を制裁対象として拡大するもの。
・23日アメリカ下院軍事委員会・即応力小委員会が2021年度の国防権限法案修正案を可決。沖縄・辺野古新基地の埋め立てについて、日本に対し12月1日までに軟弱地盤対策・環境計画の報告書を要求する項目も。
・24日ロシアが対ドイツ戦勝75周年式典・軍事パレードを30都市で実施。COVID-19により市民の観覧は中止。抗議デモも禁止。
・3日国後島にロシアが領土割譲禁止を刻んだ石碑を設置。
・23日北朝鮮・金委員長が中央軍事委員会予備会議で韓国への軍事行動を「保留」と決定。
・26日イラン・テヘラン郊外のパルチンで軍事施設近くで爆発。同施設では核起爆装置の開発が疑われていた。政権は施設内の爆発ではないと発表。7月2日中部ナタンズで軍施設で爆発。ウラン濃縮の遠心分離機を備えた施設だが、政府は「格納庫の爆発であり、濃縮施設には影響はない」としている。IAEAが放射性物質の飛散はなかったことを確認。
・29日エチオピア、過去の軍事政権化で弾圧され収監されていたこともある歌手のハチャル・フンデッサ氏が車で移動中に銃殺される。2018年に誕生し、紛争和解によってノーベル平和賞を受賞した現・アビー大統領を強く支持し、政権誕生に尽力した。
・30日タイ、3月26日から発令していたCOVID-19の非常事態宣言を7月末まで延期、集会禁止が継続される。市中感染は一ヶ月以上出ていない。
・7月1日EUが日本を含む15ヶ国からの入域禁止を解除。
・1日香港で禁止にもかかわらず、1万人規模の抗議デモ。「香港独立」のスローガンを使用した10人が「国安法」に基づき逮捕。違法集会であるとして370人以上が拘束される。
・3日韓国・ソウル市は日本大使館周辺で続くデモに対し、COVID-19を理由とした集会・デモを制限。小規模な記者会見などは可能。