日本は「戦争」すると思いますか?

戦争・軍事と日本の距離をニュースウォッチしています。

2021年9月

[国内]
・9月防衛省インフルエンサー100人を選定し「厳しい安保環境」について発信を依頼する計画を発表。
・1日東京地裁はDHCにスポンサー番組における沖縄の基地反対運動への報道がヘイトにあたるとして、550万円の賠償金を認める。
・1日墨田区関東大震災の慰霊祭。同時に開催される朝鮮人虐殺追悼式典に、小池都知事は追悼文を送らず。
・2日陸上自衛隊大津駐屯地でCOVID-19クラスター。教育のため各地から集まった隊員。
・3日菅総理自民党役員会で総裁選に立候補を断念すると発表、事実上の総理辞任。
・3日ロシア・プーチン大統領ウラジオストックでの東方経済フォーラムで北方領土経済特区を設ける構想を発表。
・8日中学教科書3社10点が「日本軍従軍慰安婦」について4月の閣議決定を受けて「従軍」を削除したり、政府見解を併記して検定に。
・11日岸防衛相がベトナム訪問。国防相と会談し、防衛装備品協定を締結。11ヶ国目。
・16日共産党参議院議員が昨年11月に秩父鉄道で住民が設置した「勝手踏み切り」を渡ったことで書類送検される。不起訴。
・17日沖縄・普天間基地の消火剤に含まれる発がん性物質PFOSの廃水を防衛省が引き取り処分することで合意。費用は9200万円。
・22日国連総会にあわせ、ニューヨークで日米韓外相会談。北朝鮮に対して連携して取り組むことを確認。
・29日自民党総裁選挙で岸田文雄氏が当選。
 
[東アジア]
・9日北朝鮮が建国73周年軍事パレード。
・11日、12日北朝鮮が新型巡行ミサイルの発射成功、1500km先の標的に命中したと発表。
・15日北朝鮮が中部・平安南道陽徳付近から2発の短距離弾道ミサイルを発射。750km飛行し、日本のEEZに落下。鉄道機動ミサイル連隊であると発表。中国の王外相が訪韓中だった。
・16日中国がTPP加盟申請。
・18日中国軍東部戦区が台湾西南沖で海・空の実戦演習。
・26日イギリスの空母打撃軍が台湾海峡を通過。
・28日北朝鮮が北部慈江道から短距離ミサイル一発を発射。
 
・8月下旬カタールはサッカーW杯用の選手宿舎100棟をアフガニスタン難民受け入れ施設に転用、「アフガン村」とする。
・3,4日カブールで女性十数人がデモ。タリバンにより女性の権利が大幅に後退することに抗議。
・6日タリバンが唯一残っていた北東部パンジシール州の制圧を宣言。
・6日アメリカは米国人4人が陸路で脱出したと公表。
・7日タリバンが暫定政権を発足。姿を見せていない最高指導者アクンザダ幹部をトップに据える。発足式典にはロシア、中国、パキスタンカタール、トルコ、イランを招待。
・9日米国人100人が民間機で出国。JICA職員のアフガニスタン人10人が自力で陸路パキスタンへ出国。日本のビザが発給済み。
・16~17日タジキスタン首都ドシャンベで上海協力機構が開催。中国・ロシア・中央アジア各国・パキスタンの8ヶ国がアフガン情勢に主導的に関与することを確認。
・17日UNAMA国連アフガン支援機構が来年3月までの半年の活動延長決定。
・17日アメリカが先月29日のカブールでのドローン攻撃は誤爆であったことを認める。食糧支援団体職員の車に子どもが近づいたところを空爆、10人が死亡していた。
・18日ジャララバードでタリバンの車両を狙った爆発。2人死亡。市街地で初。19日にも爆発。
20日WHOテドロス会長がカブール訪問。
・21~22日中国・ロシア・パキスタンの特使がカブール入り。
 
[AUKUS(豪英米安全保障協力)]
・16日オーストラリアが16年にフランスと結んだ潜水艦の契約を破棄。AUKUS安保の枠組みで米英から原子力潜水艦技術供与を受けることに変更。
・17日フランスが在米大使を召還し、AUKUSに抗議。
・17日マレーシア、インドネシアが「軍拡競争と戦力展開を懸念する」と声明。豪ASEAN大使は「AUKUSは軍事同盟ではない」と釈明。
・21日アメリカ・ニューヨークで国連総会一般討論がはじまる。フランスはマクロン大統領の演説ビデオを中止し、代表団も一名しか会場入りさせなかった。
 
・1日アメリカ・バイデン大統領はウクライナ・ゼレンスキー大統領とワシントンで会談。ウクライナ軍の支援に6000万ドル(66億円)を約束。
・5日ギニアでクーデター。陸軍軍人がコンデ大統領を拘束し、憲法停止を宣言。大統領は昨年、憲法を変えて3選したため各地で抗議デモが激化していた。
・6日イスラエル北部の刑務所からパレスチナ武装組織「アルアクサー殉教者軍団」「イスラム聖戦」の受刑者6人が脱獄。
・7日ミャンマー統一政府・国民防衛隊が軍暫定政権に対し「戦闘開始」を宣言。
・19日ロシア下院議員選挙。与党統一ロシアが2/3超の議席確保。
・26日ドイツ総選挙。引退するメルケル首相の与党CDU・CSU(中道右派)が次点に転落。得票率は24.1%と過去最低。25.7%で左派の社会民主党SPDがトップに。連立政権をめざす。