・3日米英仏露中の核保有国5ヶ国が「核戦争に勝者なし」「回避することが一番の責務」との共同声明を発表。
[国内]
・5日アメリカは沖縄県内の米軍基地のCOVID-19感染者が1001人であると公表。日米地位協定により通常の日本政府の規定での検疫は適用されないため、昨年12月21日に外務省が入国時の検疫体制を問い合わせたところ、入国後5日目にPCR検査を行うのみで、移動や日本人従業員との接触も可能となっていた。22日に政府が改善要求、26日からアメリカ出発時の検査も行うことになった。発表された感染者数は横田(5日)65人、三沢(3日)82人、横須賀(12月30日)75人、厚木(5日)69人、キャンプ富士(5日)46人。5日の沖縄県民の感染者数は623人。6日林外相が米兵の外出制限などの強化を求める。9日米軍は10日からの14日間、「必要不可欠な活動以外の」外出制限を実施することを決定。
・6日岸田首相とオーストラリア・モリソン首相がオンラインで会談。訓練円滑化協定を進めることで合意し、共同声明。
・20日日仏2プラス2がオンライン開催。
・27日沖縄市内で暴走族を見物していた高校生を警官が暴行し、失明させたとして、若者300人以上が沖縄署を取り囲み、投石などして暴動。
[ウクライナ]
・19日アメリカ・バイデン大統領は「ロシアがウクライナ侵攻するものと予測」するが「プーチン大統領の最終決断ではない」との見通しを発表。侵攻があれば「第二次大戦以降もっとも重大なことになる」としている。アメリカ政府は「意図的衝突による偽装作戦を侵攻の口実にする」おそれもあるとしている。
・21日ジュネーブで米ロ外相会議。
・23日米大使館が家族に退避命令。
・24日EU外相理事会がオンラインで米ブリンケン国務長官を招待。アメリカはウクライナ大使館のスタッフに自主避難を許可しているが、EUではそうした「予防措置は必要ない」との見解。英・独は自主退避を許可。アメリカは8500人をNATO即応部隊と合流させて、東欧に派兵する準備。デンマーク・フランス・スペインが追随。イギリスは対戦車ミサイルをウクライナに供給する方針。
{カザフスタン}
・7日中国・習主席は「果断な措置」「外部勢力が下心を持って引き起こしたもの」とカザフに支援を約束するメッセージを出す。
・8日前国家保安委員長が国家反逆罪で拘束される。
[北朝鮮]
・17日中朝国境で2年ぶりに援助物資の列車が北朝鮮入り。
・19日朝鮮労働党中央政治局会議が「全ての活動を再稼働するよう検討」を要請。核実験再開を意味するとみられる。
・25日内陸から巡航ミサイル2発を発射。
[トンガ]
・15日海底火山の噴火により津波・地震被害。火山灰で港が使えず、物資が不足。トンガはこれまでCOVID-19感染がほとんどなく、厳格な入国制限を行っている。20日周辺国軍が救助に到着。自衛隊もC130二機が出発。飲料水を輸送 する。21日にC2二機を追加。22日にトンガに到着し、オーストラリアに移動。24日に発熱した自衛隊員のCOVID-19陽性判明。
・7日エチオピア北部の反政府勢力支配地域ティグライの避難民キャンプを政府軍がドローンで攻撃。56人以上が死亡。
・17日UAEアブダビでトラックなど爆発、3人死亡。イエメンの武装勢力フーシによるドローン攻撃か。21日イエメン北部のフーシ支配地域をサウジ主導の有志連合が空爆。60人以上が死亡。同日西部ホデイダへの空爆でイエメン全土のネットが停止。
・28日中国が「宇宙白書」発表。ロシアと共同で月面基地を建設する計画。2030年までに着工、35年には短期滞在可能にする予定。