7日インドがパキスタンの9ヶ所を空爆。4月22日にカシミールのインド支配地区で武装勢力が観光客を襲撃し、26人が死亡。パキスタンのラシュカレ・トイバLeTの関連組織「抵抗戦線」が犯行声明。空爆地点にはLeTの拠点ムリドゥケ、他の武装勢力ジャイシュ・ムハマドJeMの拠点バハワルプールが含まれる。
8日パキスタンのラホール、イスラマバード近郊にインドがドローン攻撃。
9日インド・カシミールに3~400機のドローンが攻撃。3人死亡。パキスタンは否定し、インドが支援する反政府勢力によるものとしている。
10日イスラマバードほか3カ所のパキスタン空軍基地にインドのミサイルが着弾。パキスタンはカシミールからグジャラート州にかけてミサイルによる報復攻撃。
10日アメリカの仲介により即時停戦合意。交戦は4日間。インドはロシアと共同開発した超音速巡航ミサイルブラモス、イスラエルのドローン・ハロップ、フランスのラファール戦闘機、ロシアのスホイ戦闘機を使用。パキスタンはトルコのドローン、中国の殲10戦闘機を使用。
21日パキスタン西部で通学バスに車の自爆テロ、6人死亡。軍は「インドの犯行」と発表。
3日中国海警局のヘリが尖閣諸島近海で領空侵犯。領海に侵入した艦船から発着し、15分飛行。ヘリの侵入は初めて。中国は「日本の右翼分子」の民間機が侵入したため、としている。日本政府は当該機に対して飛行停止を要請したが守られなかった。
5日中谷防衛相がインド訪問。国防相と会談。二国の共同訓練の拡大で合意。
8日長崎市が今年の平和祈念式典にイスラエル、ロシア、ベラルーシ招待を発表。
9日沖縄・キャンプ瑞慶覧で沖縄県と米軍が性暴力に関する意見交換フォーラムを非公開で開催。昨年7月に創設されてから初。
13日陸上自衛隊は6月下旬に行う長射程地対艦88式ミサイルの訓練実施計画を発表。
13日沖縄本島北部で米軍UH1ヘリコプターが18kgのバッグを落下。
14日愛知県・小牧基地のT4練習機が池に墜落、乗員2名が行方不明。
16日国会で能動的サイバー防御法案が通過。平時もネット監視を行い、異常時にはサーバーに侵入し、無力化することができる。警察と自衛隊が担う。当初は「警察業務」とされていた。
25日沖縄・キャンプハンセン所属の米兵が4人をひき逃げした後、対向車に衝突して横転させる。アルコールが検出。
25日尖閣諸島から200km北で、中国空母が艦載機発着訓練。28日尖閣諸島の日本のEEZ内に設置したブイを撤去。
29日赤沢経済再生相が日米関税交渉では数兆円規模の防衛装備品の購入を交渉カードとして視野に入れると会見で発言。
29日安倍元首相の夫人である安倍昭恵氏が個人的にモスクワ訪問、プーチン大統領と会談。
31日シンガポールで国際戦略的対話シャングリラ・ダイアローグ開催。期間中に米中の対話はなし。アメリカのヘグセス国防相はインド太平洋は優先的なシアター(戦域:日本政府はオーシャンと言い換え)であり「力による平和」を実現すると発言。
4日イスラエル軍がガザ駐留を継続し、作戦拡大することを閣議で承認。
4日イエメンの武装勢力フーシのミサイルがイスラエルのベングリオン国際空港に着弾。フーシのミサイルが迎撃されなかったのは初めて。
6日フーシが船舶を攻撃しないよう、オマーンを通じてアメリカから要請があり、合意した、と発表。トランプ大統領は「フーシが降伏した」として空爆の停止を発表。
13日トランプ大統領が中東歴訪。イスラエルは含まず。サウジアラビアでムハンマド皇太子、シリア暫定政権のシャラア大統領と会談、シリア制裁解除を発表。
15-16日ガザへの攻撃激化、ジャバリア、ベイトラヒヤ難民キャンプにも攻撃。190人以上が死亡。イスラエルは大規模攻撃の第一段階であると発表。
18日イスラエル軍がガザでの地上戦を再開、151人が死亡。19日ネタニヤフ首相はガザ全域制圧が目標であると発表。20日デイルアルバラの難民キャンプ、ハンユニスなどで空爆、60人死亡。21日82人が死亡。
20日イギリスがガザへの支援物資搬入が少なく「許しがたい」と、イスラエルに抗議。FTA交渉を一時中止、入植者の渡航禁止などの制裁。EUも貿易協定見直し。
21日ヨルダン川西岸の難民キャンプ入り口で、日本政府の2人を含む各国外交団30人超に対して、誘導していたイスラエル軍が発砲。立ち入り禁止区域に入ったためとしている。各国は抗議。
29日ヨルダン川西岸地区にイスラエルが22カ所の新入植地を認定。過去最多。
9日ロシアが軍事パレード。13カ国が参加したが、北朝鮮は不参加。
15日ウクライナ・ゼレンスキー大統領がトルコ・アンカラを訪問し、16日のトランプ大統領のトルコ訪問に合わせ「プーチン大統領を待つ」と発信。ロシアは大統領補佐官らの代表団のみ派遣。
16日アメリカの先月辞任した駐ウクライナ大使が「被害者であるウクライナに圧力をかけている」「政策を実行できない」と語る。2022年5月、バイデン政権下での任命。
17日代表団が協議、捕虜交換を行うこと、停戦条件を互いに文書化すること、再会談を行うことが決定。ロシアはウクライナが南部から撤退しなければ、隣接するスーミ、ハルキウも占領すると主張。
17日ウクライナ・スーミで路線バスにドローン攻撃、9人死亡。
19日プーチン大統領とトランプ大統領が2時間の電話会談。
20日プーチン大統領がウクライナが侵攻しているクルスク州訪問。
23-25日ロシアとウクライナの拘束者をそれぞれ1000人ずつ解放し、交換。
24-25日ウクライナ全土に対して最大規模の攻撃。ドローン298機、ミサイル69発、12人死亡。
6日カナダのカーニー新首相がアメリカ・ホワイトハウス訪問。トランプ大統領は「カナダは51番目の州になるべき」と主張。カーニー首相は「カナダは売り物ではない」の立場を貫く。
7日トランプ大統領が5月8日を「第二次世界大戦戦勝記念日」とする布告。この日はドイツ敗北によるヨーロッパ戦線の終結であり、これまでは対日本戦線の8月15日が終戦とされている。
12日南アフリカで「迫害され、殺されている」「ジェノサイドが起きている(自身もアフリカーナーであるマスク氏)」として、白人入植者の子孫であるアフリカーナー「難民」を受け入れ。第一弾50人がアメリカ到着。他の難民受け入れは全面停止している。
20日ミャンマー、ベトナムからの移民を南スーダンに強制送還。
21日南アフリカのラマポーザ大統領が訪米し、トランプ大統領と会談。トランプ大統領は白人迫害の証拠だというビデオと印刷物を見せたが、実際はコンゴの映像だった。ラマポーザ大統領は「政府政策と異なる」と対応。
21日ワシントン・ユダヤ博物館前で発砲。イスラエル大使館員2人が死亡。犯人はラテン系の単独犯で、犯行時に「フリー・パレスチナ」と叫んだ。
22日反ユダヤの活動を理由に、ハーバード大学の留学認可を停止。在籍中も外国人は転校か出国。23日地裁が差し止め。
23日原子力発電の規制緩和の大統領令。
27日すべての留学ビザ面接を一時停止。今後はSNSの内容審査を強化。
29日政府効率化省のイーロン・マスク氏が130日の任期満了で退任。
8日北朝鮮が元山から戦術弾道ミサイル複数を日本海に向けて発射。
6日ドイツ国会が中道右派のメルツ氏を首相に選任。
8日バチカンの新教皇にアメリカ・ペルー出身のプレボスト枢機卿が選出され、レオ14世となる。前教皇の路線を継ぐ改革派。
9-10日ミャンマー沖でロヒンギャの難民船2隻が事故で沈没、427人死亡。
12日トルコのクルド人政党PKKが武装闘争の終了を宣言。「民主的政治を通して実現する段階に入った」としている。シリアでの武装勢力は残る。
18日ルーマニアのやり直し大統領選挙決戦投票。中道のニクショル・ダン:ブカレスト市長が当選。得票率53.6%。前回は極右・ルーマニア人統一同盟が親ロシアのSNS工作を行ったとして無効となった。