日本は「戦争」すると思いますか?

「日本は戦争(他国への武力行使)すると思いますか?」YES(何年以内?どこに?)/NOというシールアンケートの結果をまとめています。

おもなできごと2022.10月

・7日ノーベル平和賞がロシア国内の虐殺を記録する「メモリアル」、ウクライナでロシアの戦争犯罪を記録するCCL市民自由センター、ベラルーシの反体制活動家アレシ・ビャリャツキ氏(収監中)に決定。
 
[国内]
・2日自民党三重県議が「国葬反対のSNSは8割が大陸から」とツイート。高市早苗議員が名古屋の日本会議集会で行った講演で「政府の調査結果」として発言したものとする。高市氏は否定。6日三重県議が発言訂正。
・4日東京・埼京線車内で朝鮮学校中等部の生徒が男に蹴られるなどの暴行を受ける。男は「ミサイルなんか撃ちやがって」と発言。朝鮮学校などにも脅迫が相次ぐ。
・6日北朝鮮ミサイルに関して日韓が電話協議。
・11日西村原子力防災担当相は、11月に福井県でおこなう原発防災訓練に武力攻撃を想定しないむね発表。
・12日JAXAが鹿児島県内之浦観測所からのイプシロン6号機ロケットの打ち上げに失敗。ロケットの失敗は2003年H2A6号機以来。
・12日自民党村上誠一郎総務委員が党紀委員会により1年間の役職停止処分。9月20日に安倍元首相の国葬への欠席を表明し「国賊」と表現したことを、29日に安倍派から厳正処分決議が出された。
・19日自民党公明党が安全保障3文書の改定に向けての初実務協議。国家安全保障戦略に、周辺国をどう記述するかを検討。中国・北朝鮮に関しては表現を強める、ロシアは「あらゆる分野で協力を高めていく」「安全保障上極めて重要」との友好的表現から大幅に変更する必要がある。
・22日岸田首相がオーストラリアでアルバニージー首相と会談。2007年の安全保障共同宣言を改定し、署名。共同訓練や技術協力を進めていく内容。
・23日那覇市長選挙投開票。自民・公明推薦で、辺野古基地については「国と県の裁判を見守る」とした知念覚前市長が勝利。
 
・1日北朝鮮順安から日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射。韓国の「国軍の日」に狙ったもの。
・4日火星12型中距離弾道ミサイルを発射。青森県上空高度1000mを通過、4600kmを飛翔して太平洋に落下。5年ぶりにJアラーと発令。東京島嶼部に誤報
・5日日本海で展開している米韓合同演習で地対地ミサイル4発を北朝鮮への「対抗措置」として発射。7日THAADに追加装備を配備。演習は9月26日からで、横須賀の原子力空母ロナルド・レーガンも参加。
・6日平壌付近から日本海に短距離弾道ミサイル2発を発射。
・9日北東部江原道から日本海に短距離弾道ミサイル2発を発射。
・14日順安から日本海に向けて短距離弾道ミサイル1発を発射。
・18~19日北朝鮮が韓国軍事境界線付近で350発の砲撃。17~28日に韓国軍が5万人規模の野外機動訓練を実施している。
・22日韓国検察当局が前政権の国防相を逮捕。2020年に北朝鮮により水産省の船員が洋上で射殺された件の機密情報を破棄した疑い。
・24日韓国軍が黄海上で北方限界線を越えた北朝鮮船舶に警告射撃。24~27日には黄海で米韓演習。
 
[ロシア/ウクライナ]
・1日ドネツク州東部リマンでウクライナ軍が攻勢、ロシア軍が撤退。
・4日ロシア国内で、ウクライナ東部4州の併合手続き完了。
・4日ロシア反政府活動家のナワリヌイ氏の団体「ナワリヌイ本部」が活動再開宣言。ナワリヌイ氏は収監中で、幹部も国外で活動。
・5日プーチン大統領が、ザポリージャ原発を「国有化」する大統領令
・7日ウクライナが奪還した東部リマンで集団墓地発見。ドネツク州知事が発表。
・7日ゼレンスキー大統領が「北方領土は日本の領土」と国内文書に署名。
・7日シベリアガス田のサハリン1も2に続いてロシアが新会社設立。現行はエクソン・モービルが30%、日本政府主体の日本企業JVが30%出資している。
・8日黒海のクリミア橋で爆破。車道が崩落し、鉄道にも被害。自動車爆弾か。4人が死亡。ウクライナの治安機関の作戦で「テロ」とロシアは批難。12日FSBがロシア国内でロシア人、ウクライナアルメニア人の8人を拘束。「テロはウクライナ国防省情報総局によるもの」としている。
・8日ザポリージャ原発で砲撃により外部電源喪失ザポリージャ市内にミサイル攻撃、6日19人、9日17人以上が死亡。11日サンクトペテルブルグIAEA事務局長がプーチン大統領と会談。11日ウクライナ原発会社エネルゴアトムがザポリージャの副所長がロシア軍に誘拐され、拷問を受けていると発表。12日、17日再び外部電源喪失
・8日ロシア軍はウクライナ総司令に強硬派のスロビキン大将を任命。
・10日キーウを含むウクライナ全土30ヶ所以上にロシアが一斉爆撃。23人以上が死亡。キーウでは大統領府から1kmの官庁街に着弾。ドイツ大使館などが被害。
・10日国連総会でウクライナ4州併合を無効とするロシア非難決議案の緊急特別会合。12日採決、143ヶ国の賛成で可決。反対はロシア、ベラルーシ北朝鮮ニカラグア、シリアの5ヶ国で、ロシア主体の旧ソ連集団安全保障・CIS加盟のアルメニアタジキスタンなどの国々も棄権した。
・14日プーチン大統領が動員打ち切りを宣言。30万人のうち22万2000人を確保したとしている。各地では街角や工場、刑務所などでの動員が続いているとみられる。
・15日ロシア南部ベルゴロド州の軍訓練場で志願兵2人が銃乱射、11人が死亡。2人はムスリムで上官と宗教上の対立があったとみられる。
・17日キーウ中心部に自爆型ドローン28機による攻撃。集合住宅など5ヶ所が攻撃され、4人以上が死亡。イラン製のカミカゼ・ドローンと呼ばれるシャヘド136型で、EUなどはイランにロシアへの武器輸出で制裁。
・17日ロシア南部クラスノダールでロシア軍のSu34戦闘機が離陸直後にエンジンから出火しアパートに墜落。15人以上が死亡。
・21日米露国防相が電話会談。5月以来。
・31日ロシアがウクライナ全土をミサイルやドローンで攻撃。電力・エネルギー施設を標的とし、キーウの80%が断水、電力の逼迫。
 
・11日イスラエルレバノンが東地中海の国境策定で合意。
・12日アメリカ「国家安全保障戦略」を策定。中国は「重要な競争相手」としながらも「打ち勝つ」と表現。ロシアは「緊急かつ持続的脅威として抑制すべき」とした。
・19日ミャンマーヤンゴンのインセイン刑務所の受付・門で爆発。差し入れとみせた小包が爆発したものとみられる。刑務官3人、市民5人が死亡。同刑務所には拘束が続く日本人ジャーナリストも収容されている。
20日イギリス・9月に就任したトラス首相が経済政策の不備で辞任。24日スナク元財務相が無投票で保守党党首に選任され、首相となる。
・22日イタリアの右派連立内閣で極右「イタリアの同胞」のメローニ党主が首相指名。
・22日中国共産党党大会最終日。習近平氏が異例の3期目の国家主席就任。

おもなできごと2022.9月

2022年9月
・7日ソウルで日韓防衛次官級会議が6年ぶりにおこなわれる。
・11日沖縄知事選挙。現職玉城デニー氏が再選。
20日防衛省が来年度からのミャンマー国軍の留学生の受け入れ中止を決定。今年4月の反体制派処刑を受け。現在防衛大・自衛隊幹部学校に受け入れている11人は継続する。
・26日ロシア・ウラジオストックの領事が連邦保安局FSBにより拘束される。
・27日日本武道館で安倍元総理の「国葬」。喪主は夫人で自宅から遺骨の出発に自衛隊儀杖隊が整列。警備には警察官20000人動員。式典では自衛隊音楽隊が戦前の軍歌「国の鎮め」、自衛隊の作曲による「悠久なる皇御国」などを演奏。アメリカからはハリス副大統領が参列。国家元首は少なく、インドのモディ大統領など。岸田首相は弔辞でQUADの話題を盛り込んだ。ミャンマーからは軍政権の駐日大使が参列。韓国からはナンバー2にあたる韓首相が来日、岸田首相と20分会談。
・30日国家安全保障戦略NSS改定の有識者会合初開催。
 
・21日から国連総会。一般演説でバイデン大統領がロシアを批難。ゼレンスキー大統領は特例でビデオ参加し「ロシアの拒否権剥奪」を訴える。
 
・1日ロシア極東軍事演習ボストークがはじまる。2018年以来で、規模は縮小。中国、インド、カザフ、キルギス、シリア、ニカラグアが参加。
・1日ザポリージャ原発IAEAの査察団が到着。6基のうち2基が稼働中だが、1日にも砲撃があり、1基は停止している。調査終了後もIAEAは常駐する計画。3日全電源喪失、非常電源に切り替え。11日稼働を続けていた6号機も停止。
・5日ロシアからのガス・パイプラインノルドストリームが8月31日から9月2日までの点検停止予定が再開せず。ロシアは「経済制裁が解除されるまで」と示唆。
・10日ウクライナ軍がハルキウ州イジュームへの補給基地クピャンスクを奪還。6日から奇襲攻撃を繰り返し、9日には州内の30以上の集落を奪還したと発表。14日ゼレンスキー大統領がイジューム入り。拷問施設・集団墓地が発見される。
・15日ウズベキスタンサマルカンド上海協力機構会議。中国・習主席とプーチン大統領が参加。
・19日南部ミコライウ州で稼働中の南ウクライナ原発にミサイル攻撃。
・21日プーチン大統領が演説で核使用を示唆する「持っている手段を全部使う」と発言。同演説で、予備役の30万人に「部分的動員令」を発表。動員反対のデモが全土で起き、1400人が拘束。その後もデモは続き、事務局の銃撃や放火が相次ぐ。19~25日までにEUに脱出したロシア人は6.6万人以上。
・23~27日ウクライナ東部・南部の4州(独立した国家であると主張するドネツク、ルハンスク州と、ザポリージャヘルソン州)で「ロシア連邦編入」の住民投票プーチン大統領は「住民投票を支持し、可決され次第領土併合手続きに入る」と発表。投票所は設けられず、委員が各戸を回ったり、街頭で行われる。結果は87~99%の賛成とされ、プーチン大統領は「すべての手段で我々の土地を守る」と併合を宣言。
・26日北海のデンマークスウェーデン海域でノルドストリームの3ヶ所で爆発、ガス漏れが発生。関係国は破壊工作を疑う。
・30日ザポリージャ市で民間人の車列にミサイル16発の攻撃。25人以上が死亡。
 
・13日アゼルバイジャンアルメニアに砲撃、アルメニアはロシア主導の集団安全保障条約機構CSTOに支援要請。ナゴルノカラバフを巡る紛争が再燃。14日プーチン大統領が両首脳と個別会談し、停戦合意。両国の死者は200人以上。23日ふたたびアゼルバイジャンが砲撃したとして、アルメニアは停戦合意破りを批難。
・14日キルギスタジキスタン国境で衝突。キルギスはタジクが先に前哨基地を攻撃したとし、兵士2名が死亡と発表。
 
・1日台湾が中国に近接した金門島で民間無人機を撃墜。中国のものと主張。
・23日米海軍第七艦隊の原子力空母ロナルド・レーガンが4年ぶりに韓国・釜山に入港。米韓演習のため。
・25日北朝鮮が北西部平安北道から短距離弾道ミサイル1発を発射。6月5日以来。
・26日北朝鮮と中国を結ぶ貨物列車が五ヶ月ぶりに運行再開。北朝鮮のコロナ発生により中国側がストップしていた。
・28日北朝鮮平壌近郊の順安から日本海に短距離弾道ミサイル2発を発射。
・29日中国・ロシア軍の艦隊7隻が大隅海峡を通過。
・29日北朝鮮平安南道から日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射。
・29日ハリス米副大統領が訪韓。南北境界線DMZを視察。
・29日アメリカが太平洋島嶼国14ヶ国・地域との連携戦略「太平洋パートナーシップ」を初策定。クック諸島、ニウエを国家承認。
 
・2日インド初の国産空母「ビクラント」が就役。戦闘機・ヘリ30機を搭載可能。
・2日安全性の問題で8月16日以降すべて飛行停止していた米軍オスプレイCV22が運用再開。
・5日イギリスの与党・保守党が党首選。リズ・トラス外相が当選し、首相に。前ジョンソン政権路線を継承。
・9日イギリス・エリザベス女王が死去。
・16日イラン・テヘランで13日にヘジャブの着用が不適切として逮捕された女性が死亡。警察の拷問があったとして全土にデモが拡大。
・22日シリア沖でレバノンから出航した難民船が沈没、シリア、レバノンパレスチナなどから120~150人が乗船していたとみられる。
・27日サウジアラビアのサルマン国王がムハンマド皇太子に首相の地位を禅譲
・30日ブルキナファソで二回目のクーデター。今年1月のクーデターで実権を握った軍内部でさらに分裂。

おもなできごと 2022年8月

・1日ニューヨーク、国連のNPT(核不拡散防止条約)検討会議に岸田首相が日本の首相として初の演説。「ヒロシマ・アクション・プラン」を打ち出し、9月にCTBT(包括的核実験禁止条約)会合を日本で主催すると発表。核兵器禁止条約については触れず。26日ロシアの反対により文書採択できず終了。ザポリージャ原発ウクライナの非核化について折り合わず。
・4日駐日ロシア大使が広島を訪問し、原爆慰霊碑に献花。右翼団体一水会の招待による。6日の式典にロシアは招待されていない。
・4日ペロシ議長が日本到着。
・4日中国の軍事演習により与那国島漁協が出漁自粛を判断。軍事演習が理由での出漁中止は初めて。
・6~7日右派シンクタンク「日本戦略研究フォーラム」が台湾有事を想定した机上訓練を主催。元防衛相や元自衛隊幹部が参加。
・8日ソロモン諸島政府主催のガダルカナル戦闘80年の式典に参列していた護衛艦きりしまの海上自衛官が現地人に刺される。
・10日内閣改造。岸防衛相は首相補佐官に。浜田靖一氏が防衛相に。統一教会関係者は7人から8人に増加。
・13日西村経産相、15日高市経済安保担当相、秋葉復興相、萩生田政調会長靖国参拝。岸田首相は私費で玉串奉納。
・15日全国戦没者追悼式で岸田首相が式辞。前年までの内容と8割が同じ。
・21日岸田首相が新型コロナウイルス感染。アフリカでのTICADはオンライン出席に切り替える。
・24日GX(脱炭素・グリーントランスフォーメーション会議)で岸田首相が原発の新増設、東電・柏崎刈羽原発を含む7基の再稼働について国が全面に立つと表明。
・25日三井・三菱がサハリン2の新会社に出資決定。
・28日陸上自衛隊各地での大規模訓練オリエント・シールド、熊本・大矢野原演習場でジャベリンの訓練を公開。
・30日京都地裁朝鮮人地区のウトロ地区への放火事件の判決。「偏見が動機」と明記したが、ヘイト、差別といった言葉は使われず。被告は控訴せず懲役4年が確定したが「嫌悪感情は変わっていない」としている。
 
・1日南部ヘルソンからの避難バスをロシアが対戦車ミサイルで攻撃。乗客3人が死亡。
・1日ウクライナ軍がヘルソンとクリミア半島を結ぶ鉄道を攻撃し、破壊。ロシアの補給路を断つ作戦。
・2日ロシアがサハリン2の新運営会社設立を発表。シェルなどは撤退しているが、三井・三菱は出資の意向。
・5日ザポリージャ原発に攻撃。ロシア、ウクライナ双方が相手の攻撃によるものとして批難声明。8日には地雷敷設が判明。
・9日ロシア占領下のクリミア半島西岸の軍用空港で爆発。ロシアの軍用機9機が破壊される。
・11日ベラルーシ南東部のロシア軍が地対空ミサイルを配備している空港で爆発。
・13日南部ヘルソンでウクライナ軍がドニプロ川にかかる橋を攻撃。ロシアの補給路を断つ作戦を展開。16日クリミアでロシアの武器弾薬庫が爆発。18日クリミア南西部セバストポリの空港で爆発。20日セバストポリのロシア軍司令部付近に無人機攻撃。対空兵器で迎撃したとされる。
・18日国連グテーレス総長がリビウでゼレンスキー大統領とトルコ・エルドアン大統領と会談、19日にはオデーサ、20日にトルコ・イスタンブールに移動。16日にはオデーサからエチオピアに向け、国連手配の穀物輸送貨物船が出港。
・17~18日北東部ハルキウで高齢者・障害者施設などにミサイル着弾。
20日ロシア・モスクワでプーチン大統領と近しい極右思想家ドゥーギン氏の娘でジャーナリストのダリヤ・ドゥーギナ氏が車爆弾で殺害される。ロシアはウクライナ工作員が入国しているとしている。
・24日中部ドニプロペトロウスク州チャプリネで駅や民家に着弾、25人以上が死亡。
・25日ロシアが占領している南部ザポリージャ原発付近での砲撃により、外部電源が遮断され、非常電源に切り替え。ザポリージャでは2基が稼働中。ロシア・ウクライナ双方が相手の砲撃であると主張。
・30日モスクワ、ゴルバチョフ元大統領が死去。
 
・3日アメリカのペロシ下院議長が台湾訪問。蔡総統や香港の民主活動家などと面会。16日プーチン大統領ペロシ氏を批判。
・4日中国が台湾周辺で大規模軍事演習。弾道ミサイル11発を発射し、うち5発が波照間島沖の日本のEEZに着弾。当初7日までの予定だったが延長された。14~15日アメリカの上下院議員5人が訪台。
・5日カンボジアASEAN地域フォーラム。北朝鮮からは駐インドネシア大使が参加。日米豪の外相が中国の演習中止要請声明。
・10日北朝鮮防疫対策会議で金与正労働党副部長が「兄は高熱を出したが治癒した」と、金正恩氏が新型コロナに感染したと思われる発言。北朝鮮はウイルスは韓国から流入したが完全に克服したと勝利宣言をし、韓国に対して「強力な報復」を示唆。
・15日韓国光復節で尹大統領がこれまでの「植民地支配」の語を使わず、日本を「隣人」と表現し、「歴史問題は解決できる」と演説。徴用工、従軍慰安婦については言及せず。北朝鮮に関しては「大胆な構想」として北朝鮮が実質的非核化をおこなった場合、食糧やインフラ支援を進めると表明。19日北朝鮮金与正副部長は「実現とはかけ離れた愚かさの極致」と批判。韓国側も「無礼な言葉で歪曲している」と応酬。
・16日中国が駐米台湾大使ら7人に対し、入境制限の制裁。
・17日北朝鮮平安南道から黄海に向けて巡航ミサイル2発を発射。
・22日韓国各地で米韓合同の野外機動訓練・乙支フリーダムシールドが開始。
・28日米第七艦隊のミサイル巡洋艦2隻が台湾海峡を航行。
 
・8日FBIがマイアミにあるトランプ前大統領の自宅に家宅捜査。核使用を含む機密文書を持ち出していたとされる。
・12日1988年の作品「悪魔の詩」でイランから殺害予告を受けている作家のサルマン・ラシュディ氏がニューヨークで講演中に刺される。容疑者はその場で拘束。
・11日オハイオ州でFBIの事務所に武装した男が侵入未遂。逃走したところを射殺される。
・14日ワシントン・連邦議事堂のバリケードに男が車で突入、発砲。追跡されて自殺。
・16日アメリカの中間選挙共和党予備選でワイオミング州でトランプ前大統領訴追を主張するリズ・チェイニー議員が敗退。トランプ氏の弾劾に賛成した10人のうち4人が敗退、4人が不出馬で候補になったのは2人のみ。
・16日アメリカ・カリフォルニアでICBMミニットマン3発を発射。
 
・5~6日イスラエルパレスチナガザ地区に大規模空爆。子ども15人を含む44人以上が死亡。先制攻撃の理由をイスラエルは「適切な対テロ作戦」と説明。
・12日ミャンマーで外国人と許可なく面会した場合政党要件を抹消する命令が発動。
・26日パキスタンで大洪水、国家非常事態宣言発令。30日までに1136人の死亡が確認。
・29~30日イラクバグダードの政府機能の集中するグリーンゾーンをサドル師派の武装勢力が襲撃し、戦闘状態に。一時は首相府を占拠。イラクでは政権争いが激化し、10ヵ月以上首相を決められない状態が続いている。サドル師がTwitterで政界引退を表明、サドル師派の議員全員が辞職するなどの混乱の中、一部が暴徒化した。サドル師の撤収命令により収束。

おもなできごと 22年7月

2022年7月
 
・2日KDDIが通信障害で最大3915回線が不通に。復旧に4日間を要した。
・4日東洋大学でゼレンスキー大統領が学生350人にオンライン演説。質疑応答も。全国14大学に中継。
・4日中国のフリゲート艦が尖閣諸島の接続水域に侵入。ロシア艦が先行して侵入していた。
・5日大阪府警創価学会施設に侵入した男を逮捕。4月には茨木市コリア国際学園に侵入し、放火。名簿を盗み「韓国人を襲うつもりだった」としていた。高槻市辻元清美議員の事務所にも侵入。
・6~7日沖縄・金武町の民家の窓が銃弾で割れる。4~10日近くのキャンプ・ハンセンで実弾訓練があり、流れ弾か。
・8日奈良市近鉄西大寺駅前で参院選の応援演説中の安倍元総理が男に手製の銃で撃たれ、救急搬送後死亡。犯人は元自衛官で、旧・統一教会信者の母親が家庭を崩壊させたことから、統一教会と親しい安倍氏を狙ったと供述。昨年9月、統一教会の別組織であるUPFの集会に安倍氏はトランプ元大統領などとともにビデオメッセージを寄せており、容疑者は今春にそれを知って犯行を決意したと供述。12日安倍氏の「家族葬」が東京・芝増上寺で行われ、自衛隊音楽隊が参加。14日岸田首相が国葬を検討。「国葬令」は新憲法下で1947年に廃止されている。22日国葬が9月27日で閣議決定される。
・15日ロシアが日本の衆議院議員384人を入国禁止に。
・16~17日朝日新聞世論調査で「9条に自衛隊を明記するべき」が賛成51%、反対33%。2018年の同調査では賛成33%、反対51%。
20日中国海軍の測量艦が鹿児島沖で領海侵入。今年4月以来で6回目となる。
・22日オスプレイ配備が予定されている千葉県・木更津駐屯地で、木更津市長がオスプレイ試乗。
・26日陸上自衛隊V22オスプレイ2機が木更津駐屯地から佐世保相浦駐屯地水陸機動団に移動し、訓練。
・26日自民党統一教会の関係の問題で、教会にメッセージを出したりしていた岸防衛大臣が会見。「お付き合いもあったし」と、当然視したコメント。8月2日の会見で「支援を見直す」と変化。
・30日ミャンマーヤンゴンで取材していた日本人カメラマンが当局に拘束される。デモの取材をしていたか。
 
・1日オデーサ州セルヒーウカでマンション、レクリエーションセンターにミサイルが着弾。子どもを含む20人以上が死亡。
・1日アメリカが8億2000万ドル(1100億円)の追加支援決定。地対空ミサイルなど。
・3日ロシアがルハンスク州のウクライナ最後の拠点・リシチャンスク市を制圧。「ルガンスク人民共和国を解放した」と発表。
・4~5日ドネツク州に砲撃が集中。中部ドニプロペトロウスク州にミサイル7発が着弾。
・5日南部ヘルソン州にロシアの官僚をトップに据えた占領下「州政府」が発足。
・9日ドネツクの集合住宅に砲撃、住民多数が生き埋めに。
・11日ロシアからドイツなどに天然ガスを供給する海底パイプライン・ノルドストリームが21日まで定期点検で停止。ドイツは復帰するかどうか懸念。
・13日ウクライナ北朝鮮と断交。ドネツクルガンスク人民共和国を承認したため。
・14日中部ビンニツァ市街地にミサイル攻撃。南部ミコライウではホテル、ショッピングモールにミサイル。
・15~16日キーウを含む11州にミサイルや砲撃。 
・16日アメリカが、イランの空港でロシアが無人機調達のための視察を行っていたと発表。
・18~19日ドネツクの工業地帯・発電所にミサイル4発など猛攻。
・19日プーチン大統領がトルコ・エルドアン大統領とともにイラン訪問。シリア和平を目指す3ヶ国協議。トルコはYPGに対抗を主張し、シリア国内での軍事作戦も辞さない方針。20日イラク北部のリゾート地で砲撃、観光客9人が死亡。イラクはトルコの攻撃と主張、トルコは否定。
・19日中南部ザポリージャでロシアの高官が「州政府」トップに着任。20日ウクライナのエネルゴ・アトム社がザポリージャ原発にロシアが武器搬入を要求していると明かす。
20日南部ヘルソンでロシアの移動式レーダーをウクライナ側が破壊。
・21日南米4ヶ国の通商会議メルコスールがゼレンスキー大統領のオンライン演説を拒否。
・22日トルコと国連の仲介でロシアとウクライナ黒海からの食糧輸出に合意。輸出の船舶のための「回廊」を設置する。23日オデーサ港をロシアがミサイル攻撃。
・26日から黒海沿岸のリゾート地に砲撃集中が続く。沿岸部ミコライウの交通・電力インフラに攻撃。ウクライナ政府はクラスター弾の使用を指摘。
・26日イギリスが親ロ派のイギリス人YouTuberを資産凍結。14年からウクライナに入国禁止となっていたが、現在はロシア制圧地域にいるとみられる。
・29日ドネツクウクライナ兵捕虜収容施設に砲撃。捕虜40人、親ロ派53人死亡と発表。ロシアはウクライナが口封じのためHIMARSを使用して攻撃したと主張。捕虜にはアゾフスターリで抵抗し、拘束されている兵士も含まれる。
 
・6日EU欧州議会原発を「グリーンな電力」として承認。
・7日イギリス・ジョンソン首相が辞任。閣僚・政権幹部が数日のあいだに50人以上辞任するなど、周囲の不信が強まったため。
・9日スリランカ・ラジャパクサ大統領、ウィクラマシンハ首相が辞任。4月から通貨切り下げに抗議し、大統領退陣要求のデモが激化し、群集が公邸を占拠、首相の自宅を放火。13日大統領が軍用機でモルディブに脱出。
・10日ミャンマーのミン・アウン・フライン国軍最高司令官がロシアを訪問、プーチン大統領と軍・宇宙での協力強化を確認。
・14日バイデン大統領がイスラエル訪問し、ラピド首相、オンラインでインド、UAEとも会談。15日パレスチナを訪問、アッバス議長と会談。UNRWAなどへの拠出再開を約束。15日サウジアラビア訪問、ムハンマド皇太子と会談し、記者殺害以来悪化していた関係改善に。帰国後、バイデン大統領は新型コロナ陽性。26日に陰性となるが、30日に再陽性検出。
・28日サウジ・ムハンマド皇太子がフランス訪問。マクロン大統領と会談。
・28日バイデン大統領が中国・周主席と電話会談。「意志疎通を継続する」として、大きな進展はなかった。
 
・31日アメリカがアフガニスタン・カブール市内のアルカイダ指導者ザワヒリ容疑者の潜伏先をドローンで空爆し、殺害。

おもなできごと2022年6月

2022年6月
 
・6日海上自衛隊が地中海でNATOと初の共同訓練。
・9日国連総会で日本が安保理非常任理事国に選出される。来年から2年間で、12回目。
・10日シンガポールでアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)開催。米中国防相が会談。11日には日米豪が会談し、日本が集団安全保障に基づく「武器等防護」をアメリカだけでなくオーストラリアにも拡大することが決定。11日日米韓会談。2017年末で途絶えていた三カ国での共同訓練を再開することを声明で発表。
・12~21日中国4隻・ロシア5隻の艦隊が太平洋側から日本列島を周回航行。
・16日太平洋地域16ヶ国(フィリピン、カナダ、チリなど)の軍指揮官が横須賀基地木更津駐屯地などを視察。
 
・1日ドイツがウクライナに対空ミサイルとレーダーのシステムIRIS-Tの提供を決定。
・1日デンマークEUの「共通防衛政策」に参加することを国民投票で決定。賛成67%。
・5日ロシアがカスピ海上空の戦略爆撃機TU95から1400km離れたキーウを巡航ミサイルで攻撃。
・12日東部の激戦地ドンバスでロシアが攻勢。化学工場への攻撃が集中。
・15日ロシア側がセベロドネツクに「人道回廊」設置を呼びかけ。
・16日キーウをマクロン・フランス大統領、シュルツ・ドイツ首相、ドラギ・イタリア首相が訪問し、ゼレンスキー大統領に「EU加盟を支持する」と約束。
・16日オランダ内務省がハーグのICCに入省しようとしたロシアGRUのスパイを摘発したと発表。アメリカのジョンズ・ホプキンス大学院で推薦状を獲得し、ブラジルを母国とする偽の履歴を作っていた。ブラジルに送還。
・17日ウクライナ軍が黒海アメリカから提供された対艦ミサイル・ハープーンでロシアの小型軍用艇を破壊。
・17日ロシアがウクライナ軍に参加した元米兵2名を捕虜にしたと報道。9日にハルキウ入りしてから行方不明となっていた。
・17日ロシア・サンクトペテルブルグで国際経済フォーラム開催。
・18日ゼレンスキー大統領が南部・ミコライウの前線を訪問。
・19日ウクライナ政府はロシアの侵攻を支持するロシアのアーティストの音楽や映像を公共の場で再生することを禁じる。一方「侵攻に反対するロシア・アーティスト」のリストを発表。
・23日アメリカがウクライナに4億5000万ドル(610億円)の追加支援。ミサイル防衛システム・HIMARSなど。
・24日セベロドネツクからウクライナ軍が撤退。化学工場に市民568人が退避している。26日セベロドネツク陥落。
・26日キーウにミサイル攻撃。幼稚園と集合住宅に命中し、1人が死亡。
・27日中部ポルタワ州・クレメンチュクのショッピング・モールにミサイルが命中。
・30日ウクライナ黒海の要衝・ズミイヌイ島を奪還。穀物輸出再開の拠点となりうる。
・30日プーチン大統領が国際出資のガス田「サハリン2」をロシア企業に譲渡命令。三井・三菱が出資。
 
・26~28日ドイツ・エルマウでG7首脳会議。
・28~30日マドリードNATO首脳会議。岸田首相・韓国の尹大統領なども「パートナー国」として参加。2022年「戦略概念」を策定。ロシアを「戦略的パートナー」としていた従来の位置づけから「最大かつ直接の脅威」に変更。バルト海黒海の即応部隊4万人を30万人に増派。中国は「ロシアと戦略的関係を強化し、野心と威圧的政策でNATO国益や安全保障に対抗」と記載。トルコがスウェーデンフィンランドの加盟に合意。PKKの活動阻止、トルコへの引渡しが条件。
・29日日米韓会談、北朝鮮の脅威に協力して当たることを確認。オーストラリア、ニュージーランドとも日韓が三者会談。
 
・1日北京近郊で政府の「ゼロコロナ政策」によって北京市内への移動が制限された住民が抗議し、警官と衝突。
・5日北朝鮮が35分の間に4ヶ所から8発の核搭載可能な短距離弾道ミサイルを発射。短時間での同時発射としては過去最多。移動式発射台を用いたと推測される。日本は当初6発と発表。韓国の観測で8発と訂正。
・6日米韓が10分間で8発の地対地ミサイルを発射訓練。
・8日カンボジア南西部リアム海軍基地の拡張工事着工式典に中国大使が参列。カンボジア軍と共同使用し、ジブチに次ぐ2ヶ所目の海外拠点となることが懸念される。 
・12日北朝鮮が海岸部から黄海へ多連装ロケット砲5発を発射。
・17日中国・上海で四隻目の空母・福建が進水。艦載機をカタパルト式で発射する空母は中国初。
・19日中国が地上配備型弾道ミサイル迎撃システムの実験に成功。
・21日韓国が自国開発のロケットを初めて衛星軌道に乗せる。衛星軌道到達は7ヶ国目。
 
・19日コロンビア大統領選挙・決選投票で元左翼ゲリラの左派ボゴダ市長のペトロ氏が勝利。
・21日アメリカがトランプ大統領時代に緩和していた対人地雷の制限をふたたび強化。朝鮮半島以外での使用を禁止。国際的対人地雷禁止のオタワ条約には加盟していない。
・21~23日ウィーンで核兵器禁止条約締結国会議。

おもなできごと 2022年5月

2022年5月
 
[国内]
・1日航自衛隊入間基地からC2輸送機がドバイに出発。国連物資をウクライナ隣国のポーランドルーマニア等に輸送するためで、PKO法に基づく。
・2日立憲民主党の福山議員が近鉄伏見駅前で街宣中に男に襲われる。秘書と議員に対し、手で押したり蹴ったりしたとみられるが、男は蹴ったことは否定。
・3日憲法記念日改憲派の集会「公開憲法フォーラム」に岸田首相がビデオメッセージ「時代にそぐわない部分は改正を」。
・3日朝日新聞世論調査で「憲法を変える必要がある」が2013年に開始して以来、過去最多の56%(昨年は45%)に。「変える必要はない」は37%(同44%)。9条を「変える」33%(同30%)「変えない」59%(同61%)。
・3日国境なき記者団が180ヶ国の「報道の自由度」ランキングを発表。日本は4ポイント下がって71位。「政府・企業からの継続的な圧力がある」とされたが、NHKのニュースでは「政府」を削除して報道。日本は韓国・オーストラリアと並んで「メディアの自己検閲が強い」とも評された。ロシアは5ポイント下がって155位、中国は2ポイント上がって175位、香港は80位から148位に。最下位は北朝鮮
・4日岸防衛相がワシントンでオースティン米国防長官と会談。「敵基地攻撃能力」の検討を「歓迎」。米国による「拡大抑止」の考え方がゆるぎないことを確認。
・5日岸田首相がロンドンでイギリス・ジョンソン首相と会談。軍の相互訪問円滑化協定を締結。今年1月にオーストラリアと結んでから、二カ国目。
・3~8日中国海軍の空母「遼寧」が、沖大東島南西160kmの海域で合計100回以上の艦載機発着訓練。10日に防衛相が発表。
・10日愛知県警が防衛省近畿中部防衛局の元建設課長とアイサワ工業社員2名を談合の容疑で逮捕。2020年11月に航空自衛隊岐阜基地の「電子戦評価施設」新設のための入札において最低価格を知らせた疑い。
・10日立憲民主党の小熊衆議院議員が4月末にポーランド等4ヶ国を訪問した際、ウクライナ・リビウなどにも議員の渡航許可なしで入国していたことが本人のTwitterで発覚。
・11日先月末ドイツでシュルツ首相と会談した際、岸田首相がベルリンの「少女像」の撤去を求めていたことを公表。
・11日参議院で「経済安全保障法」が可決成立。「重要物資」の確保、先端技術における官民の協力、軍事などの分野での特許の非公開が要求され、企業には罰則が科せられる。
・15日千葉工業大学が全国紙各紙に「すべての科学者に告ぐ」と大書した創立80周年の全面広告。同大学は防衛装備庁の安全保障技術研究推進制度の採択校として、年間1300万円の助成を受けてロケット技術の研究をしている。
・16日京都・ウトロ地区での放火事件が、京都地裁で初公判。被告は「韓国人への悪感情がある」と陳述したが、ヘイトクライムであることは否定。
・18日日本維新の会改憲案発表。9条2項を改定し、自衛隊を明文化する。
・19日日本共産党が100周年記念志井委員長インタビューで「急迫不正の主権侵害に対しては自衛隊を活用する」「政権に加われば自衛隊合憲の立場を取る」と4月の党会合で決定したことを発表。
20日広島市、26日長崎市があいついで今年8月の平和式典にロシアを招待しないことを発表。
・21日バイデン大統領が韓国訪問。22日に来日。23日岸田首相と会談し、国連改革について日本の安保理常任理事国入りを支持するとした。また、台湾防衛に実力で関与すると発言。翌日アメリカ国防当局が否定。23日には拉致被害者家族とも面会。
・21日オーストラリア総選挙、23日新首相にアルバニージー氏が決定。24日QUAD会合のため来日。アメリカ、オーストラリア、インドで中国への対抗のため5年で500億ドルをインド・太平洋諸国に支援することを決定。
・29日竹島北方の日本のEEZ内で、韓国が事前申請なく海洋調査。2017年以来。
・30日レバノンベイルート日本赤軍が1972年にイスラエル・テルアビブ空港で起こした銃乱射の50周年式典が行われ、レバノンに亡命した岡本公三容疑者が初めて姿をみせる。レバノンは乱射事件について「合法的な抵抗」との見解。
・31日岸田首相がバイデン大統領との共同声明で防衛費を「相当な増額」としたことを、参議院予算委員会で「対米公約ではない」と答弁。また「相当」と訳された「substantial」は「かなりの」ではなく「見合うだけの」であると答弁。
・31日防衛省防衛研究所が「東アジア戦略概観」を発表。対中国の今年度予算は10兆円規模とされる。
 
 
[ウクライナ/ロシア]
・4日マリウポリのアゾフスターリ製鉄所にロシア軍が突入。避難者の退避が中断する。7日には民間人の退避がほぼ完了。
・7日ルハンスクで学校が空爆され、地下に60人以上が取り残されたまま建物が崩壊する。
・8日アメリカのファーストレディ:ジル・バイデン氏が、母の日に合わせてウクライナ西部ウジホロドを訪問し、学校などを視察。
・9日ソ連の「対独戦勝記念日」。旧ソ連各国で軍事パレード。プーチン大統領が「戦争」宣言するかどうかが注目されたが、演説の内容には従来と大きな変化はなかった。択捉島でもパレード。
・9日アメリカのピュリッツァー賞が「ウクライナのジャーナリスト」に贈られる。侵攻から現在まで7人の死亡が確認されている。
・9日アメリカ・バイデン大統領が「レンドリース(武器貸与)法」に署名し、発効。
・9~10日南部オデーサの港湾、商業施設などにミサイル攻撃。
・12日フィンランドNATOに加盟申請する決定。これまでは「軍事的中立」を方針としており、自国の軍事費はGDPの1.96%、男子には兵役義務がある。ロシアと1300km国境を接している。
・5月上旬、ウクライナに元自衛官の「日本人義勇兵」が2名入っていることが、駐留する日本人ジャーナリストらによって判明。
・13日米ロ国防相が2月の侵攻開始後初めて電話会談。
・14日ロシアがフィンランドへの電力供給停止を告知。「支払いが滞っている」。
・16日スウェーデンNATOに加盟申請。プーチン大統領は「両国との間に問題はない」「加盟は脅威にはならない」と発言。
・16日マリウポリのアゾフスターリ製鉄所で抗戦していたウクライナ軍がロシアに投降。親ロシア派地域のドネツクに移送される。
・19日アメリカがウクライナに3億ドルの追加支援発表。
・22日スイス・ダボス会議がロシアを排除して開催。23日にはゼレンスキー大統領がオンライン演説。
・22日ウクライナは「戦時体制」を90日延長し、8月23日までとする。戦闘の継続は「侵攻前のラインにロシアを推し戻す」まで。また、18~60歳の男性が兵役のため出国できないことは人権侵害であるとする訴訟を却下。
・23日アメリカ主催で47ヶ国のオンライン国際会議。デンマークウクライナに、米ボーイング社製対艦ミサイル「ハープーン」の提供を決定。
・25日フィンランドスウェーデンがトルコに政府高官を派遣し、NATO加盟の協議。トルコは両国がクルド人組織PKKに「居場所を与えている」としてNATO加盟に反対。23日にはシリアのクルド人組織YPGに対して新たな軍事作戦を取ることを発表。
・28日ロシアがバレンツ海極超音速ミサイル「ツィルコン」の発射実験。
・29日ゼレンスキー大統領が北東部ハルキウを訪問し、初めて前線の兵士激励。
・30日東部ルハンスク州のウクライナ最後の拠点・セベコドネツク市で市街戦。
・31日アメリカがウクライナに高機動ロケット砲システムHIMARSの提供を決定。ウクライナが最大射程300kmを「ロシア領内に対して使わない約束」をしたとしている。バイデン大統領は戦闘の終結条件として「プーチン大統領をモスクワから追放しようとはしない」と発言。
 
 
[東アジア]
・4日北朝鮮平壌郊外・順安から弾道ミサイルを発射。日本のEEZ外に落下。
・7日北朝鮮咸鏡南道沖から潜水艦発射型弾道ミサイル1発を発射。高度60m、600km飛翔し、日本のEEZ外に落下。
・8日香港行政長官に警察出身の強硬派・李家超氏が当選。
・9日フィリピン、正副大統領選挙。大統領にマルコス元大統領の息子・フェルディナンド・マルコス氏、副大統領にドゥテルテ前大統領の娘・サラ・ドゥテルテ氏が当選。
・10日韓国、尹新大統領が就任式。北朝鮮に対し「核開発を中断し、非核化へと転換すれば、経済・住民の生活を改善する計画を用意する」と演説。
政策的には保守であり、制裁圧力強化路線を主張。
・12日北朝鮮が8日に初めて新型コロナ感染者が発見されたと発表。地域封鎖の対応を取る。金総書記が初めてマスク姿を公に見せる。北朝鮮は20年1月から中国国境を封鎖している。
・12日北朝鮮順安から短距離弾道ミサイル3発を発射。
・25日中国が台湾周辺海域で海軍・空軍の大規模な合同演習。「米台が手を組んで行った活動への厳正な警告」としている。
・ICIJ(国際調査報道ジャーナリスト連合)がウイグル人自治区収容所の内部の写真を公表。自治区トップの発言として「数歩でも逃げれば射殺せよ」、公安相発言「過激思想に影響された者が200万人いる」などを報道。
・25日北朝鮮順安からICBM一発、短距離弾道ミサイル2発を発射。バイデン大統領の離日直後であった。
・26日国連安保理での北朝鮮制裁案に中・露が拒否権行使。北朝鮮制裁で拒否権を行使したのは2006年以来。
 
・5日北アイルランド総選挙。イギリス(UK)からの分離独立派IRAの政治部門であるシンフェイン党が27議席(定数90)を獲得し、第一党に。自治政府首相を選出する。
・11日パレスチナヨルダン川西岸地区ジェニンでアルジャジーラパレスチナ人女性記者が銃撃で死亡。イスラエル軍の「対テロ作戦」の取材中だった。イスラエルは「武装したパレスチナ人が銃乱射した」と主張したが、後に撤回し、イスラエル軍の銃撃であったことを認める。葬儀をイスラエル警察が弾圧し、棺をかつぐ人たちを殴りつけた。
・13日UAEのハリファ・ビン・ザイド・ナハヤン大統領が死去。日本からは甘利自民党前幹事長、小池都知事が弔問。
・14日アメリカ・ニューヨーク州バファローのスーパーで銃乱射。10人が死亡。黒人の多い地区を狙ったヘイトクライムと報道される。
・15日アメリカ・カリフォルニア州で台湾系の協会で銃乱射。1人死亡。犯人は中国系の男で「中国和平統一促進会」に所属。中台関係に不満があるとメモを残していた。
・16日アメリカはトランプ大統領が撤退させたソマリアへの米軍の再駐留を決定。500人未満になる見通し。

22年4月のできごと

2022年4月
・1日ロシアのタス通信ウクライナ国境に近いベルゴロドでの燃料貯蔵施設の出火はウクライナのヘリ攻撃によるものだと報道。
・1日ロシアが原発を占拠している中部ザポリージャで両軍の捕虜交換。
・2日中部ドニプロ(旧表記ドニエプロ)にロシアがミサイル攻撃。
・2日ウクライナがキーウ(キエフ)州解放と発表。近郊のブチャで民間人の死体410人が見つかる。後ろ手に縛られた人も。
・3日アメリカのグラミー賞セレモニーでゼレンスキー大統領がオンライン演説。
・4日ウクライナ国防省がブチャでの戦争犯罪者であるとしてロシア軍人1600人の名簿を公開。
・5日ゼレンスキー大統領が国連安保理でオンライン演説。国際社会からの支援強化を求め「国連を解体する覚悟はあるか」と語った。
・6日ロシアのタス通信マリウポリ市に新市長を任命したと報道。
・6日チェルノブイリ原発周辺の高線量地域「赤い森」でロシア軍が塹壕を掘っていた跡が発見される。ウクライナ原子力企業エネルゴ・アトムは多数のロシア兵が相当量の放射線を浴びて体調不良を起こしたと発表。
アメリカがウクライナに自爆型ドローン「スイッチブレード」600基を提供し、ウクライナ軍人を米国内で訓練すると発表。
・7日国連総会がロシアを人権委員会の理事国資格停止。
・8日チェコウクライナ旧ソ連製戦車T72五両を提供。スロバキア旧ソ連製地対空ミサイルS300を提供。ウクライナ軍が西側の装備よりも旧ソ連の兵器が扱いやすいため。チェコにはアメリカから代替としてパトリオットミサイルが供与される。ヨーロッパからの武器供与の輸送は親ロシアのハンガリーが経由を拒否している。
・8日東部ドネツククラマトルスクでロシア軍が駅にミサイル攻撃。クラスター弾か。50人以上が死亡。
・8日EUフォンデライアン議長、スロバキアのヘゲル首相、9日英ジョンソン首相、オーストリアのネハンマー首相がキーウ訪問。
・11日ゼレンスキー大統領が韓国国会でオンライン演説。朝鮮戦争を例示。
・11日オーストリア・ネハンマー首相がモスクワでプーチン大統領と会談。  17日には自国のテレビで「彼は勝っていると信じている」「自分だけの世界にいる」と報告。
・12日アメリカ・バイデン大統領が演説でロシアの行為を「ジェノサイド」と初めて表現。
・12日プーチン大統領が侵攻後の初会見。「当初の目的を完全に達成する」「最終的合意ができるまで」作戦を続行すると発表。
・13日ウクライナへの武器追加支援をアメリカが8億ドル(1千億円)、EUが5億ユーロ(680億円)拠出決定。東部に向けて大型兵器支援に移行。
・13日国際戦犯裁判所ICCがブチャとポロシェンカ入り。
・13日北東部スーミ州でロシア軍撤退後に民間人の遺体100人超が発見される。
・13日ウクライナ軍は黒海でロシアのミサイル巡洋艦「モスクワ」に打撃を与えたと発表。翌日「沈没した」と発表。ロシアは「火災によるもの」としている。
・15日ロシア軍がキーウへの攻撃拡大。停戦協議で縮小を約束していたが「報復」としている。
・14日ロシアの原子力潜水艦2隻と支援の軍艦15隻が日本海でミサイル発射演習。
・15、16日ロシアがキーウに対しミサイル攻撃。16日には西部リビウにもミサイル。ウクライナ軍防空部隊が迎撃。
・17日ロシア国防省マリウポリ市に投降呼びかけ。
20日ワシントンでG20が開幕。ロシアはオンライン参加。米英が抗議して退席したため、共同声明が出せず。
20日ロシアがICBM「サルマト」の発射実験成功を発表。
・21日ロシアがマリウポリを「解放」したと発表。市内には10万人が取り残され、アゾフスターリ製鉄所の地下には市民1000人超が避難している。22日には周辺で集団埋葬地が見つかる。30日アゾフスターリから避難がはじまる。
・21日アメリカがウクライナに8億ドルの追加支援。ドローンや長距離砲の榴弾、砲弾など。
・22日南部オデーサにミサイル攻撃。5人が死亡。
・26日国連グテーレス総長がモスクワ訪問、プーチン大統領と会談。プーチン氏が一方的に自説を述べるも、ウクライナからの市民の避難に国連が関与することには「原則同意」した。
・26日ドイツの米空軍ラムシュタイン基地で日韓など40ヶ国を加えたNATOの軍事支援国際会議。ドイツはゲパルト対空戦車50両の提供を決定し、これまでの武器支援に後ろ向きな方針を転換。
・26日中国のドローン世界最大手企業DJI社がロシアとウクライナでの事業停止。中国系がロシアで事業停止を決めたのは初めて。ロシアが民生品ドローンをミサイル誘導に使用しているため。
・27日モルドバ東部・ウクライナ国境のロシア系が実行支配する沿ドニエストル共和国で爆発・銃撃が相次ぐ。ロシアはウクライナ軍によるものと批難。
・27日南部ヘルソンでロシアに対する抗議デモ。ヘルソンではウクライナからの独立の住民投票が計画されている。ロシア軍が催涙ガスを使用して鎮圧。
・27日アメリカとロシアが囚人交換。バイデン大統領は「ウクライナ関連ではない」としている。
・28日グテーレス総長がキーウを訪問。滞在中にロシア軍のミサイル5発が市内に着弾。ロシアは「ロケット工場を破壊した」としている。
 
[国内]
・1日トヨタサイバー攻撃で全工場停止。グループ企業の日野、ダイハツも。
・1日自衛隊アメリカなど六カ国とサイバー対応の初共同訓練。
・1日衆議院本会議でロシア非難決議。れいわ以外の全員が賛成し、可決。
・1日警察庁にサイバー警察局が240人体制で発足。下にはサイバー特捜隊200人、技術部門270人を擁する。
教科書改訂
・2日岸田首相がポーランドと電話会談。現在COVID-19の水際対策で5000人に制限している入国者の枠とは別に、避難民を受け入れることを伝える。ウクライナからポーランドには67万5000人が避難している。
・2日東京・国立市の施設で、昨年右翼の妨害で中止となった「表現の不自由展」が開催。
・2日から5日林外相がポーランド訪問。ポーランドに避難していたウクライナ人20人を同行。ウクライナ難民の日本入国は413人となる。日本は「避難民」と称し、1年の期間を設けている。
・3日陸上自衛隊立川駐屯地で正門で歩哨をしていた陸士長が小銃自殺。
・7日COVID-19ワクチンは「殺人」として反対するQアノン系団体「神真都Q」が渋谷区内の接種会場に乱入。4人が建造物侵入で逮捕される。
・8日警察庁が「国際テロリスト要覧2021」からウクライナ民兵組織アゾフを「ネオナチ」とした表記を削除。1日にロシア大使館が「アゾフがネオナチであることは日本の公安も認めている」とSNSで発信していた。
・10日NHKがニュースで日本に到着したウクライナ避難民のインタビュー「私たちが勝つと願っています。ウクライナに栄光あれ」であったものに、「平和を求めます」と字幕をつける。
・11日自民党・安全保障調査会が「敵基地攻撃能力」を「自衛反撃能力」などに言い換えられないか検討をはじめる。
・11日滋賀県の旅館がHPに「ロシア人とベラルーシ人の宿泊受け入れ停止」と掲載し、県から行政指導。
・12日経産省ウォッカ、木材などの38品目をロシアから輸入禁止プーチン大統領、ラブロフ外相らの家族、ロシア政府系銀行の資産凍結。
・12日イタリア国防相が来日、岸防衛相と会談し、防衛協力の強化を確認。
・13日アメリカ・バイデン政権が臨界前核実験をしたことに抗議し、広島県被団協など12団体が平和記念公園で座り込み。
・13日参議院で改正自衛隊法が可決成立。自衛隊機で外国人のみの輸送が可能に。
・13日政府はUNHCRからの依頼を受け、ウクライナ周辺国への毛布などの輸送に自衛隊機が使えないか検討をはじめる。
・20年11月4日長崎県・米海軍横瀬貯油所で行われた陸上自衛隊と海軍佐世保基地の共同基地警備訓練「ガード・アンド・プロテクト2020」で、基地に入ろうとする抗議者2名を自衛官が銃で制圧する訓練をしていたことが判明。抗議者役の隊員は非武装でプラカードを持っていた。
・14日広島県が作成する核廃絶の取り組み評価「ひろしまレポート」でロシアの「核の恫喝」に危機感があると記載。
・14日JR東日本恵比寿駅が「利用客から不快とクレーム」としてロシア語(キリル文字)の看板に「調整中」の貼紙をしていたことを「不適切」として元に戻す。
自民党・安全保障調査会が昨年10月の衆院選公約「防衛費をGDPの2%に」を5年を目処に、と年限を設定。「敵基地攻撃能力」は「反撃能力」と名称を変え、敵の第一撃より先に、基地だけでなく指揮統制機能も含め攻撃対象にすることを検討。
・19日ウクライナにドローンの提供を検討開始。防衛省は「市場で買える民生品であり、防衛装備品ではない」としている。
20日ロシア大使館の外交官8人を国外退去処分。
・22日外交青書発表。ロシアとウクライナの戦争は「戦後最大の危機」であり「歴史の大転機」と表記。
・8~17日日本近海で日米共同訓練。23日には林外相と米大使が空母艦載機の離着陸訓練を視察。
・27日立憲民主党が7月の参院選の公約骨子に「核を含む抑止力を議論する」と記載。
 
 
・16日北朝鮮日本海側咸興からミサイル2発を発射。「新型戦術誘導兵器の実験に成功」と発表。
 
・2日イエメンでサウジらの有志連合とフーシが2ヵ月の停戦に入る。
・3日ハンガリー総選挙。右派の与党フィデスが圧勝し、オルバン首相が5期目に。
・3日セルビア大統領選挙。親ロシアの現職ブチッチ氏が再選。
・3日コスタリカ大統領選挙。中道から中道右派チャベス財務相政権交代
・18日アメリカが「直接上昇式衛星攻撃兵器」の実験を取りやめる決定。デブリの原因となるため。