日本は「戦争」すると思いますか?

戦争・軍事と日本の距離をニュースウォッチしています。

おもなできごと 2024年1月

・23日原子力科学者会議による「終末時計」が残り90秒と発表。去年と変わらず。

・1日能登半島でM7.6、最大震度7の震災と津波が発生。志賀原発で外部電源が半分喪失、油の流出(のちに5万リットルと発表)、燃料プールの水漏れの異常が発生。官邸は初動で自衛隊1000人を派遣。発生1週間となる8日時点で、死者168人、安否不明323人。17日米軍に物資輸送支援を初要請。これまで他国からの支援受け入れはすべて断っていた。

・2日能登地震に向かうため羽田空港で待機していた海上保安庁の機体に、着陸してきたJAL旅客機が滑走路上で衝突し、炎上。海保乗員6人中5人が死亡。JAL乗客・乗員は全員脱出。管制は海保機に滑走路手前で待機の指示を出していたことがあきらかに。

・9日自衛隊陸幕副長が公用車で靖国神社に参拝、数十人の航空事故調査委員会の幹部も同行しており防衛省通達の「集団で宗教施設を参拝することの禁止」に抵触。

・10日行政代執行で国が県に代わって許可した辺野古基地の新工区でヤード設置のための石材投入がはじまる。

20日JAXAが月面探査機SLIMの着陸に成功。世界で5ヶ国目となる。太陽電池が動かず、活動期間は縮小。

・24日デニー玉城沖縄県知事が東京で木原防衛相と初会見。PFAS対応を要請。

・30日沖縄県と国が武力攻撃に対する民間人避難の図上演習。沖縄本島島民と観光客12万人を6日で避難させる想定。

・2日イスラエルレバノンベイルートを攻撃、人質解放交渉担当を含むハマス幹部7人を殺害。ガザ保健省発表の死者累計は22185人。

・3日イラン・ケルマーンの墓地周辺で爆発。103人以上が死亡。4年前米軍に殺害されたソレイマニ司令官の墓所で追悼式典が行われていた。4日ISが犯行声明。イラン当局が7人を逮捕したと発表。死者数は84人に訂正。

・4日イラク駐留米軍イラク国内の親イラン武装組織を空爆し、2名を殺害。

・8日レバノン南部にイスラエル空爆ヒズボラのタウィル司令官を殺害。

・11日南アフリカイスラエルをガザにおける集団殺害がジェノサイド条約違反であるとして、ICJ国際司法裁判所に提訴し、審理がはじまる。

・11~12日米英がイエメン・サヌアに73回の空爆。フーシ戦闘員5人を殺害。林官房長官は「アメリカと関係国の決定を支持する」と談話。11日イランが報復としてオマーン湾マーシャル諸島船籍のタンカーを「差し押さえ」。

・15日イラククルド人自治区アルビルにイランがミサイル攻撃。イスラエル諜報機関モサドの拠点であると主張。イラクは民間人4人が死亡と発表。

・16日パキスタン南西部をイランが空爆。テロリストの拠点と主張。子ども2人が死亡。

・18日イラン南東部をパキスタンがドローンなどで攻撃。テロリストの拠点と主張。子ども4人を含む9人が死亡。パキスタンはイランを「兄弟国であり、ともにテロを解決する努力」と発表。19日パキスタンとイランが電話協議。「テロ対策で連携強化」を確認し、軍事的緊張緩和に努める方針を固める。

20日シリア・ダマスカスでイスラエル軍イラン革命防衛隊上級軍事顧問を含む4人を殺害。

・22日米英がイエメンのフーシ拠点8ヶ所を攻撃。

・24日ガザ南部ハンユニスでイスラエルUNRWAの施設を攻撃、職員12人を殺害。26日イスラエルUNRWAが昨年10月7日のハマスの越境攻撃に「積極的に関与していた」と発表。アメリカがUNRWAへの資金供出を停止。28日日本も追随。ガザ地区での死者は27000人超。

・28日ヨルダンの米軍基地にドローン攻撃。3人が死亡。親イラン派武装組織「イラクイスラム抵抗運動」が声明。

・2日ウクライナのキーウ、ハルキウにロシアがミサイルと自爆型ドローン・シャヘドによる大規模攻撃。ハルキウで5人以上が死亡。

・4日アメリカの安全保障会議が昨年12月30日にロシアがザポリージャ攻撃に使用したミサイルのうち、少なくとも1発が北朝鮮製であると発表。

・7日上川外務大臣ウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談。対無人機システムに3700万ドル(53億円)の供出を約束。和平計画への協力で合意。

・21日ロシア占領地区であるドネツク中央市場にウクライナが砲撃。25人以上が死亡。

・24日ロシア南西部ベルゴロドでウクライナのミサイルが捕虜交換のため空港に向かっていたロシア軍輸送機を撃墜。ウクライナ捕虜65人を含む74人が死亡。

・24日ワグネルに代わって編成されたロシア国防省のアフリカ部隊がブルキナファソに100人到着したと発表。

・28日マリ、ブルキナファソニジェール西アフリカ諸国経済共同体ECOWASを脱退。

・2日韓国最大野党[共に民主党]の党主李在明氏が釜山での活動中に男に首を刺される。生命に別状はなし。

・5~7日北朝鮮が韓国との海上軍事境界線で高射砲192発を発射。韓国軍も対抗し、射撃訓練を実施。

・13日台湾総統選挙、現与党の民進党・頼清徳氏が当選。台湾を「事実上の独立国」と定義。

・14日北朝鮮平壌付近から中距離弾道ミサイル1発を発射。日本のEEZ外に落下。

・15日北朝鮮最高人民会議で金委員長が韓国を「第1の敵対国」とし「自主・平和統一・民族大団結」を削除し「完全に占拠し編入する」方針にあらためる改憲の必要を演説。

・24日北朝鮮巡航ミサイル一発を黄海に向けて発射。新型「プルファサル3-31」と発表。

・28日北朝鮮が東部海上で潜水艦発射型巡航ミサイル複数を発射。

 

おもなできごと 2023年12月

・6日米軍が先月29日屋久島沖でのオスプレイ墜落を受け、全世界に展開する400機すべての運用停止。

・10日京都市のマンションで3日に起きた住人男性の刺殺事件で陸上自衛隊3等陸曹を逮捕。容疑を認め「誰でもよかった」としている。

・15日防衛省陸上自衛隊車両18台が廃車手続き後に海外流出していることを確認。うち8台はフィリピンに売却され、逆輸入したものもある。

・18日政府安全保障能力強化支援OSAにより、フィジー警備艇支援4億円を決定。OSA適用は4ヶ国目。

・19日日米韓のミサイル情報リアルタイム共有システムが稼働。

・22日防衛装備移転三原則の改定が閣議決定され、ライセンス生産の武器輸出に関する運用指針がNSCで決定。79品目が米英独仏伊・ベルギー・スウェーデンノルウェーに輸出可能となる。地対空ミサイル・パトリオットの輸出が米国から要求されている。「現に戦闘がおこなわれている国」への直接の輸出は不可だが、ウクライナ支援で武器不足となった米軍にミサイルを補充することで、間接的にウクライナへの殺傷力のある武器供与にあたる。

・22日民放音楽番組で男性ダンス・ボーカルグループRAMPAGEがナチス式敬礼を取り入れた振り付けの新曲を披露。「神風」「上書きする地図」などの歌詞にも批判が集まり、事務所はアルバムの発売を延期。

・23日インド洋でサウジアラビアからインドに向かう日本船籍のタンカーがドローンによって攻撃され、火災が発生。米軍はイランによる攻撃としているが、イランは否定。

・26日土地利用規正法で新たに184ヶ所が候補に。これまでは399ヶ所。今回初めて米軍基地周辺が規制対象となり、嘉手納・普天間周辺の17ヶ所が指定される予定。

・27日東京地裁が大川原化工機の国賠訴訟を認める判決。同社は噴霧器を中国に輸出、公安から「生物兵器転用可能で軍事輸出にあたる」と検挙されたが、捜査過程に捏造、違法行為を指摘したもの。

・28日沖縄・辺野古新基地建設について、沖縄県が認可しない埋め立て区域変更について、国が設計変更承認の行政代執行。

 

・1日イスラエルが攻撃再開。停戦期限の1時間前に「ハマスがロケット弾発射」としている。イスラエルは400標的を攻撃、南部ハンユニス、ラファも攻撃。ガザの死者はいちにちで178人。10月7日以降で15000人超となる。

・3日イエメンのフーシが紅海南部で商船3隻に4回のミサイル攻撃。「イスラエルがガザ同胞に対する侵略をやめるまで航行を阻止する」と声明。

・3日イスラエルがガザ南部に地上侵攻。ガザ保健省発表の死者累計は15899人。5日ハンユニスを包囲。ガザ地区の大学、裁判所、公文書館がミサイル攻撃で全壊。

・8日国連安保理の停戦決議案をアメリカが拒否権発動で5回目の不採択。日本を含む13ヶ国が賛成。イギリスは棄権。

・10日ネタニヤフ首相がガザ市の制圧を宣言し、ハマスに投降を迫る。ガザ地区の死者累計は17997人。

・12日国連総会特別会合で「即時人道的停戦」決議が193ヶ国中186ヶ国参加、日仏を含む153ヶ国の賛成で可決。アメリカほか10ヶ国が反対。

・12日イスラエル軍がトンネルに海水注入。北部カマルアドワン病院に突入、70人を拘束。地上侵攻を始めて以来のイスラエル兵死者は累計115人に。

・13日ガザ地区の死者累計18608人。

・15日イスラエルがガザ南部ケレムシャローム検問所の開放を承認。イスラエル軍が軍事作戦中にイスラエル人人質3人を誤射で殺害。上半身裸で白旗を揚げていた。イスラエルで政権批判の10万人デモ。ベツレヘムではガザの隣人虐殺を理由にクリスマス行事いっさいを中止。教会には瓦礫の中の幼子イエス像などのアート作品が展示された。

・18日米軍はフーシによる船舶攻撃に対し、紅海での商船運航を守る多国間枠組「繁栄の守護者作戦」を決定。

20日イスラエルガザ地区230ヶ所を空爆。ガザの死者累計が2万人を超え、うち8000人以上が子ども。

・22日国連安保理で「停戦」を「人道援助拡大」に変更して決議採択。米露は棄権。

・24日イスラエルガザ地区のジャバリヤ難民キャンプでハマスのトンネルを発見し、破壊したと発表。イスラエル人人質5人の死体を発見。地上侵攻による兵士の死者は156人。

・25日イラン革命防衛隊の軍事顧問ムサビ准将がダマスカスの自宅でイスラエルのミサイル攻撃によって死亡。

・26日イスラエルレバノン南部に大規模攻撃、ヒズボラの兵士3人が死亡。レバノン側の死者累計150人以上。27日ヒズボライスラエルに34回の砲撃。

・29日ガザ地区の死者累計21672人。

 

・2日アメリカ・カリフォルニアで民間企業スペースXに委託し、韓国が軍事偵察衛星を打ち上げ、軌道投入。

・17日韓国・釜山に米原子力空母ミズーリが入港。北朝鮮が短距離弾道ミサイル一発を発射。

・31日朝鮮労働党中央委員会で金委員長が「軍事衛星を2024年に3基追加」「大韓民国(南朝鮮の呼称を使わない)は和解と統一の相手ではなく、敵対国家と見なす」と演説。

 

・3日香港の民主活動家周庭氏がカナダに出国。

・10日香港区議選。「愛国者による統治」制度改正により、地区委員の推薦必須、直接投票枠18%に減少などで、470議席すべてが親中派に。4年前の選挙では民主派が8割を占めた。投票率は過去最低の27.54%。

 

・1日ロシア・プーチン大統領が動員令に署名。15%増の17万人体制を目指す。

・7日アゼルバイジャンアルメニアが平和条約締結に向けて共同声明。

・12日ウクライナ・ゼレンスキー大統領が訪米。ワシントンでバイデン大統領と会談。バイデン政権は武器供与を前回の「必要な限り」から「可能な限り提供する」とトーンダウンし、追加軍事支援も2億ドルに留まった。

・19日ウクライナが45~50万人の軍追加動員を検討。11月の世論調査では「領土を失ってもかまわない」という回答が19%にのぼった。1年前の同調査では1割以下。

・来年3月15日からのロシア大統領選挙に立候補表明したリベラル系候補・ジャーナリストのドゥンツォワ氏が書類不備で選管に認められず。

・25日イランとロシアがFTA締結。

・26日ウクライナクリミア半島でミサイル攻撃によってロシアの揚陸艦を破壊。29日ウクライナ全土にミサイルとドローン攻撃。キーウをはじめ中部ドニプロ、南部ザボリージャ、オデーサなどで大規模な被害。当日の発表で18人が死亡。30日ロシア南西部にウクライナが攻撃、4人が死亡。ロシアがハルキウに報復攻撃。

 

・3日ベネズエラで隣国ガイアナのエセキボ地域を「自国領」とする住民投票を実施。95%が賛成。同地区はガイアナの7割を占めるジャングルで、19世紀からの英国領。沖合いで海底油田が発見された。14日両国の首脳会談により、「解決は武力に訴えない」と共同声明。

・6日イタリアが中国の「一帯一路」を離脱することを正式通達。

・10日インドネシアアチェバングラデシュの難民キャンプからミャンマーロヒンギャの難民ボート2隻が漂着。難民キャンプの状況悪化を受け、インドネシアへの出国が増加しており、UNHCRは11月14日から1543人が移動したと発表。

・16日地中海リビア沖で難民船が沈没。61人が死亡、25人救助。

・18日エジプト大統領選挙、現職のシーシ氏が3選。当局は投票率66.8%、得票率89.6%と発表。

20日EU欧州委員会が難民受け入れを年間30000人を上限とする案を検討。現在は年100万人が難民申請。

おもなできごと 2023年11月

11月
・27日-12月1日国連本部で核兵器禁止条約の第二回会議。日本は不参加。決議文では核抑止論の正当化を批判。
 
・3日岸田首相がマレーシア、フィリピンを外遊。フィリピン・マルコス大統領との会談で自衛隊と軍の「円滑化協定」の正式交渉入りで合意。「準同盟級」の位置づけ。
・7日在沖縄米軍の幹部がメディア向け説明会で「辺野古移転より普天間のほうが望ましい」と発言。理由は滑走路が短い、レーダーの視界が西向きにとれない地形など。
・10~20日自衛隊の最大規模総合演習。13日に大分空港、岡山空港など4つの民間空港でF2戦闘機の発着などの訓練も初めて行う。
・15日米軍沖縄海兵隊が「第12海兵沿岸連隊MLR」に改編し発足。
・15日自公の武器輸出に関する実務者協議。これまで米国に限っていたライセンス生産の完成品を他国にも輸出可能にする。パトリオットミサイルなどを想定。17日F15戦闘機の部品は「殺傷能力ある武器」に該当しないとして輸出可能に。
・17日米議会が日本へのトマホークミサイル400発の売却を決議。
・21日北朝鮮が軍事衛星を発射し、軌道に乗せる。日本は当初「ミサイルが複数に分離し、日本海に墜落した」と発表し、Jアラートを発出。韓国が「軍事衛星であり、ロケット2段が北朝鮮の予告どおりフィリピン近海に落下」と発表。韓国・米国は衛星の偵察能力は微弱で、軌道投入の実験であると分析、技術革新にはロシアの支援があったとしている。日本政府は当初衛星と表現せず「軌道上になんらかの物体を投入」としていた。22日韓国は2018年南北合意の「国境での敵対行為の中止」を停止すると発表。北朝鮮は「協力な武力を前進配備する」と応じ、27日DMZに監視所11ヶ所を復元。
・24日公安調査庁のWeb版の「国際テロリズム要覧」が更新され、ハマスヒズボラクルド人組織PKKミャンマーの反政府組織のすべての記載がなくなる。従来はシンクタンクのレポートを元に指定していたが、明確な基準をつくるため国連安保理の制裁リストに準拠することに変更したため。
・26日韓国・釜山で日中韓外相会議。
・26日韓国・済州島で日米韓海軍の合同演習。米原子力空母カールビンソンも参加。
・26日アデン湾イエメン沖で英船籍タンカーがソマリア海賊により拿捕。ジブチ自衛隊P3Cが捜索に協力。
・29日屋久島沖で米海兵隊オスプレイCV22が墜落。日本政府は当初、乗員は6人「不時着水」と発表したが、翌日8人に訂正。米が「墜落」と発表したことについては「パイロットが最後までがんばったから」不時着水とした、としていたが、米からの報告が「不時着水」であった、と変更。米側は否定。30日米軍にオスプレイ全機種の飛行停止を「安全が確認されるまで」要請したが、米側は「正式要請はない」として、普天間・嘉手納のMV22を52回発着。CV22は飛行停止。2-3日はMV22が救援のため奄美空港に着陸。
 
・1日ガザ南部・エジプト国境のラファ検問所から外国人と負傷者の出国が認められ、日本人10人を含む421人が脱出。ガザ残留の日本人は1人。UNRWA事務局長が国連関係者として初めてガザ入りを許可される。ガザ保健省発表死者累計8796人、子ども3648人。イスラエル1400人以上。
・2日自衛隊機がテルアビブから羽田に到着。日本人のほか韓国人、ベトナム人、台湾人合計46人が搭乗。死者累計9061人。
・3日ラファ検問所からの出国を目指したが断念して引き返す救急車の車列をイスラエル空爆。15人以上が死亡。上川外相がイスラエル訪問、ネタニヤフ首相に「戦闘休止」を求める。ヨルダン川西岸地区ラマラで自治政府とも会談。6500万ドル(100億円)の供出を約束。米ブリンケン国務長官がネタニヤフ首相に「人道的中断」を求める。死者累計9200人、ガザ地区の家屋45%が破壊される。
・4日ガザ中部マガシ難民キャンプをイスラエル空爆ハマスが「イスラエル空爆で60人以上の人質が死亡」と発表。死者累計9488人。
・5日イスラエルの「エルサレム問題・遺産相」がラジオのインタビューで「原爆投下はひとつの選択肢」と発言したことを受け、内閣が閣議出席停止措置。死者累計9770人。
・6日バイデン大統領がネタニヤフ首相と電話協議。3日間戦闘を休止し、カタールの仲介により人質の解放をすることを要求したが、ネタニヤフ首相が拒否。死者累計10022人。
・7日東京でG7外相会談。「人道的休止」を求めることで一致したが、ハマスの行為のみを批難し、イスラエルの現在の戦争犯罪には触れず。死者累計10328人。
・8日シリア東部で米軍が「イランの武器庫」と確認した施設を空爆。紅海イエメン付近ではフーシが米軍のドローンを撃墜。
・9日イスラエルガザ地区の数百箇所を連日空爆。死者累計10812人。
・10日死者累計11078人。イスラエルはこれまで「1400人」としていた数字を「ハマス戦闘員も合算していた」として1200人に修正。
・11日ガザ地区最大のアル・シファ病院をイスラエル軍が包囲。WHOはこの48時間で停電や攻撃により4つの病院が機能停止し、ガザにある36の病院の半数が使えないと発表。UNRWAは職員の死者が101人にのぼると発表。イギリス・ロンドンでは毎週土曜の停戦要求デモが最大規模30万人に。デモを「ヘイトマーチ」と呼ぶなど、極右発言が相次いだブラバマン内相が更迭。
・12日レバノン国境でヒズボラ対戦車ミサイルイスラエルに越境攻撃。死者累計11180人。
・13日ハマスの軍事部門・カッサム旅団が5日停戦で70人の人質を解放する提案を発表。シファ病院、クッズ病院などが機能停止。イスラエルはシファ病院の地下にハマスの軍事拠点があると主張。死者累計11240人。
・14日米政府が独自調査として「シファ病院に武器を集めている」と発表。イスラエルハマスの司令部が病院を人間の盾としていると主張。日本・上川外相は追随する声明。
・15日イスラエル軍がシファ病院に突入。ガザとエジプト国境のラファ検問所から燃料の搬入が許可され、23000リットルのガソリンが初めて入る。国連安保理が初めて「戦闘休止」の決議。米英露は棄権。日本は賛成。
・16日東京のイスラエル大使館手前の警察の警戒線に右翼団体の男が車で突入。ラファ検問所からの物資搬入が停止され、UNRWAはトラックの燃料もなくなる。通信・インターネットが遮断。
・17日ヨルダン川西岸地区のジェニンでイスラエル軍が難民キャンプに砲撃、イブンシナ病院を包囲。10月7日以来、西岸での入植者による襲撃は248回、子ども52人を含む194人以上のパレスチナ人が死亡。
・18日WHOとOCHA(人道問題調整事務所)が1時間のシファ病院調査を許可される。少なくとも80人の遺体を確認、「死の領域」と報告。
・19日トルコからインドに向かう日本郵船所有の貨物船をフーシが拿捕。
20日ガザ北部インドネシア病院をイスラエルが砲撃、12人以上が死亡。
・22日カタールの仲介でハマスが50人、イスラエルが150人の人質解放で4日間の戦闘休止で合意。イスラエルは22日いちにちで300の標的を攻撃、ガザ保健局はいちにちの死者200人以上と発表。 
・24日イスラエルハマスが戦闘休止。ハマスイスラエル人13人、フィリピンジン1人、タイ人10人の人質を解放。イスラエルは39人の囚人を解放したが、家族が「祝う」ことを禁じたため出迎えの人たちに発砲。ガザでは北側に戻ろうとした住民に発砲し、1人が死亡。ラファ検問所から196台のトラックが搬入。燃料は禁止された。
・25日ハマスが17人(イスラエル人13人)、イスラエルが39人解放。イスラエルは西岸ジェニンで軍事作戦。5人が死亡。
・26日アデン湾イエメン沖で英船籍タンカーがソマリア海賊により拿捕。
 
・6日アメリカ・ワシントンで米中高官が核軍備管理の協議。アメリカの呼びかけに応じたものでオバマ政権以来の実現。
・9日アメリカ・ブリンケン国務長官訪韓北朝鮮、ロシアの軍事協力について協議。13日オースティン国防相訪韓、オンラインで日本も交えた三者協議。日米観合同訓練のスケジュールを12月に策定することで合意。米韓の北朝鮮対応安全保障協議を10年ぶりに改定。核の使用を想定したものに。
・11~17日APEC首脳会議がサンフランシスコで開催。15日郊外の庭園でバイデン大統領・習主席が会談。国防当局によるハイレベル会合、船舶航行についての協議を再開させることで合意。16日日中首脳会談。「戦略的互恵関係」の包括的推進で合意。
・15日北朝鮮とロシアが協力拡大の議定書に調印。
・22-25日金委員長が軍事衛星管制所を訪問。衛星は運用を開始し、在韓米軍、ハワイ・グアムの米基地撮影に成功したと主張。韓国・アメリカは衛星の実用性に懐疑的。
・26日北朝鮮で地方選挙。1947年以来ほぼ初めてとなる複数の候補者が立ち、予備選が実施される。
 
・3日ウクライナザポリージャでのウクライナ軍の式典にロシアのミサイル。19人以上が死亡。
・10日ヘルソンでロシアのトラックに攻撃。ロシア兵70人が死亡。
・19日ロシアの支配地域ドネツク州クマチョベでのロシア軍慰問コンサートにミサイル。兵士25人とロシア人女優1人が死亡。
・23日ベラルーシで集団安全保障CSTO会議。ナゴルノ・カラバフを奪われたアルメニア・パシニャン首相は欠席。
・24日フィンランドがロシアの「難民送り込み」に対抗して1ヶ所をのぞき国境を閉鎖。
・25日キーウにドローン攻撃。75機のうち71機を撃墜。
 
・16日スペイン下院で首相選定投票。左派のサンチェス首相の続投が決まる。
・19日アルゼンチン大統領選の決戦投票で親米極右ミレイ氏が当選。BRICSへの加盟に反対し、自国通貨を米ドルにする、「気候変動は左翼の陰謀で存在しない」と公言している。
・22日オランダ総選挙で極右・自由党PVVが第一党に。

おもなできごと 23年10月

・4日渡米している木原防衛相はオースティン国防長官と会談。トマホークミサイルの25年度からの調達を1世代旧型のものに変更することで1年の前倒しを決定。
・5日沖縄・辺野古基地建設をめぐり県に替わって埋め立て設計変更の承認ができる行政代執行を福岡高裁に提訴。
・12日文部科学省が世界平和家庭連合(旧統一教会)の解散請求を地裁に提出。
・14日~31日沖縄全域で年間最大の日米共同訓練レゾリュート・ドラゴンが展開。もともとは米軍のオスプレイ訓練を県外に移転させることを条件として始まった訓練だが、今年は陸上自衛隊オスプレイが初となる参加。民間の新石垣空港に着陸し、邦人救出などの訓練を行う。
・17日在日米軍海兵隊が11月15日から「海兵沿岸連隊MLR」に改組すると発表。沖縄県内でミサイル射程圏内移動攻撃を想定した「遠征前線基地作戦」が可能に。
・23日臨時国会。岸田首相は所信表明で「自分の任期中に内閣として、国の根幹である憲法を改正する」と発言。
会計検査院が日本が6ヶ国と結んでいる防衛装備品の「物品役務相互協定ACSA」において、1億3千万円が未回収であると発表。12ヵ月以内の金銭か物品での精算が必要だが、相手国の交渉先が不明のケースも。
 
・7日パレスチナガザ地区からイスラエルに対してロケット弾2500発、ハマス戦闘員がフェンスを爆破、パラグライダーなどで越境攻撃。イスラエルキブツや、壁近くで行われていた音楽イベントやタイ人やネパール人の労働者宿舎を襲撃し、イスラエル人・外国人を拉致。イスラエル側の死者100人以上、パレスチナ保健省発表のガザ側死者198人。
・8日イスラエルは「強力な報復」を宣言し、ガザへの空爆を激化。前日の戦闘でカンボジア人、ネパール人の労働者、アメリカ人11人が死亡。死者はイスラエル600人以上、ガザ370人。レバノンヒズボライスラエル北部国境のゴラン高原に砲撃。
・9日ハマスは100人以上の民間人人質をとっており、空爆ごとに1人ずつ殺害すると声明。
・10日米空母打撃群が地中海に到着。死者はイスラエル900人以上、ガザ830人。
・11日イスラエルはガザの3ヶ所350標的を空爆。36.5万人の予備役を徴兵。死者イスラエル1200人以上、ガザ1055人。シリア、レバノンからイスラエルに向けて砲撃。
・11日イスラエル・ネタニヤフ政権が挙国一致政府を発足。ガザ地区への空爆UNRWA職員11人、赤新月社職員4人が死亡。
・12日イスラエルはシリアのダマスカス、アレッポの空港に砲撃。アメリカのブリンケン国務長官イスラエル到着。死者イスラエル1300人以上、ガザ1354人。
・13日イスラエルはガザ北部の住民と国連機関に対し、24時間以内に南部への退避を要請。死者イスラエル1300人以上、ガザ1799人。
・14日韓国軍の民間人退避作戦の輸送機がテルアビブからソウルに到着。日本人51人も搭乗。日本は小牧空自基地から輸送機が出発。死者イスラエル1300人以上、ガザ2215人。
・15日日本のチャーター機がテルアビブからドバイまで日本人8人を脱出させる。費用として3万円を請求。死者はイスラエル1400人以上、ガザ2329人。
・16日ハマスの軍事部門カッサム旅団が人質の画像を公開し、200~250人の人質がいると発表。レバノンヒズボラ対戦車ミサイル・ロケット砲でイスラエル北部を砲撃。兵士1人が死亡。死者はイスラエル1400人以上、ガザ2750人。国連安保理でロシアの停戦案が否決される。日本は反対。
・17日ガザ北部の病院で爆発。イスラエルイスラム聖戦による誤射を主張。パレスチナ側はイスラエルのミサイルであり471人が死亡と発表。双方の情報戦が疑われる。使者合計はガザ3478人に。ヨルダン川西岸地区パレスチナ人が自治政府に抗議デモ、アッバス議長の退任要求。治安部隊と衝突。ヨルダンのアンマン、トルコのイスタンブールイスラエル大使館、領事館へのデモ。大使館に押し入ろうとしたり、花火を投げ込んだりが多発。
・18日米バイデン大統領がテルアビブ訪問、ネタニヤフ首相と会談。戦争中に米大統領が訪問するのは初めて。「一人にはしない」とイスラエル側に立つことをあらためて強調。病院爆発により、アラブ主導者との会談は中止。帰路の飛行機内でアッバス議長、エジプトのシーシ大統領と電話会談。国連安保理でブラジルの「人道的中断」案がアメリカの拒否権発動で否決。日本・ヨーロッパ諸国も賛成し、反対したのはアメリカ一カ国のみ。フランスでは13日に高校でのイスラム過激思想の男による教員殺害事件や14日、17日にベルサイユ宮殿が爆破予告を受けたことを理由に、テロ警戒レベルを最高水準に引き上げ。空港など10ヶ所wでテロのおそれによる避難措置がとられる。パレスチナ支持デモは全土で禁止。ドイツ、スイスなどでも禁止。
・18日アメリカ・ワシントンの議会内でユダヤ系団体が「イスラエルによる虐殺を止めろ」と抗議活動。300人が逮捕。
・19日バイデン大統領がエジプトとガザ南部のラファ検問所で待機する支援物資トラックのうち20台の通過を認可。燃料はハマスが軍事目的で使用するとして不許可。ガザはイスラエルにより電源が断たれているため、病院や避難所も含めガソリンを使った発電機を使用している。死者はガザ3785人、うち子どもが1500人以上、イスラエル側は1400人以上。米軍は紅海上でイエメンのフーシのものとされるミサイルとドローン3機撃墜と発表。バイデン大統領は米議会で「ハマスとロシアは同等の脅威である」「イスラエルの軍事的優位を保つべき」「米国は光であり、できないことは何もない」と演説。
20日ハマスが米国人人質2人を解放。ラファ検問所で国連のグティエレス総長が演説し、物資搬入を要求。死者合計ガザ4137人、イスラエル1400人以上。
・21日ラファ検問所から20台のトラックがガザに入る。22日は14台。日本の空自輸送機がテルアビブから羽田に到着。日本人・韓国人83人が脱出。
・22日ガザ保険省が21日一日の死者が400人を超えたと発表。死者合計ガザ5087人、イスラエルは1400人以上。ヨルダン川西岸地区ジェニンにイスラエル空爆2人以上が死亡、トルカレムで銃撃、13人が死亡。
・23日ハマスイスラエル人女性の人質2人を解放。死者合計ガザ5791人、うち子ども2360人、イスラエル1400人以上。シリア南部で米軍が駐留地に接近したドローン2機を撃墜。
・24日国連安保理グティエレス総長が人道的停戦を主張。イスラエル大使は「テロを容認するものである」として総長の辞任要求し、国連関係者へのビザ発給を停止。米ブリンケン国務長官は「停戦はハマスを利する」として「人道的中断」という表現を主張。死者合計ガザ6546人、イスラエル1400人以上。
・25日カタールの放送局アルジャジーラのガザ支局長の家族4人が空爆で死亡。
・26日未明と夜にイスラエルがガザに戦車・歩兵・ドローンを使い越境攻撃。250ヶ所を空爆。バイデン大統領とネタニヤフ首相が電話会談。「人道的配慮」を要望し、西岸地区にも言及。米軍はシリア東部の「イラン関連施設」を空爆。7~26日においてイラク12回、シリア4回の空爆を実施。死者合計ガザ7028人、イスラエル1400人以上。
・27日ガザ北東部ベイトハヌーンと中部ブレジで地上戦。WHOが現地スタッフとの連絡が途絶と発表。国連緊急特別会合でヨルダンが主導し「敵対行為の停止につながる人道的停戦」を決議。120ヶ国が賛成。米は反対。日本・韓国・イギリスは棄権。死者合計ガザ7326人。イスラエル1400人以上。
・28日ネタニヤフ首相は「作戦は第二段階」と発表。死者合計ガザ7703人。米NSCはガザ保健局の報告は「額面どおりに受け止められない」として、17日の病院での爆発の死者471人の発表を100-300人程度と見積もり。これに対し、ガザ保健局は6747人の死者の名前を公表。ホワイトハウス前でのパレスチナ支援デモの参加者もバナーに使用。
・29日ガザ地区イスラエルから退避警告が出ている病院の50m近くに着弾。ロシア・ダゲスタン共和国のマバチカラ空港でイスラエルから到着の便を暴徒が襲撃し、イスラエル人を探して暴行しようとする。死者合計ガザ8005人、イスラエル1400人以上。
・30日ハマスが人質のイスラエル女性3人がネタニヤフ氏に対し「停戦して人質を助けて」と訴える動画を公開。WHOはガザの医療施設82ヶ所が攻撃され、スタッフ16人を含む491人が死亡したと発表。死者合計ガザ8306人イスラエル1400人以上。
・31日~11月1日イスラエルがガザ中部のジャバリヤ難民キャンプを空爆。死者195人。ラファ検問所から医療物資のトラック搬入開始。31日は59台、1日55台、2日102台。燃料の搬入は認められず。ボリビアイスラエルと断交。今回の攻撃を非難して断交する国は初。チリ、コロンビアも大使を召還。南米でもっともユダヤ人の多いアルゼンチンは非難声明。
 
・3日米政府広報は議会でつなぎ予算のウクライナ支援予算除外を受け、「支援金は2ヵ月程度で尽きる」と発表。バイデン政権は240億ドル(3兆5千億円)を要求している。
・3日ウクライナ軍特殊部隊が水上バイクなどでクリミア半島上陸。
・5日北東部ハルキウ・フロザ村で兵士の追悼式典が行われていたカフェに着弾。52人以上が死亡。
・6日アメリCSISが5日の衛星画像解析で北朝鮮豆満江駅に73両の貨車が集結、ロシアへの大砲・弾薬の過去最大規模の輸出と見られると発表。
・13日キルギスで、ロシアを中心とした集団防衛同盟CISの首脳会議。プーチン大統領も出席。キルギスCIC未加盟のため逮捕の義務はない。
・17日中国・北京で一帯一路フォーラム。18日はプーチン大統領が習主席と首脳会談。
・30-31日北京で多国籍安全保障条約・香山フォーラム。ロシアのショイグ国防相が出席。
 
・5日シリア北東部ハサカの米軍部隊にトルコのドローンが接近。F16戦闘機で撃墜。
・5日シリア中部ホムス軍学校卒業式にドローン攻撃。123人以上が死亡。アッバス防相も出席していたが、攻撃時には退席していた。
・5日イギリスで2021年に女王暗殺を図ってウィンザー城に侵入した男の裁判。AI彼女のChat Botによるそそのかしが認められる。
・5日バイデン政権がメキシコ国境の壁の建設一部再開を決定。
・6日ノルウェーオスロノーベル平和賞が発表。拘束中のイランの活動家ナルゲス・モハンマディ氏が受賞。氏が所属する人権擁護センターの受賞は2003年に次ぐ2度目。
・9日ミャンマー・カチン高原の避難民キャンプに国軍がドローン攻撃。29人以上が死亡。
・19日EU議会はサハロフ賞にイランでヒジャブ不着用で警察に殺されたマフサ・アミニさんとそこから起きた女性の権利のための抗議活動を選定。
・19日米国防総省が中国軍事力の年次報告書を発表。23年5月時点で運用可能な核弾頭は前年の400発から500発に増加、ICBMサイロは300ヶ所で確認されている。
・22日南シナ海のフィリピンが実効支配する海域で中国の「海上民兵」を含む船舶22隻がフィリピン沿岸警備隊の補給船の針路をふさぐ行動。
・27日ミャンマーの三つの少数民族武装勢力の連合体「兄弟同盟」が東部シャン州で国軍の拠点やチンシュエホーの中国との国境ゲートを占拠。

おもなできごと 23年9月

・2日北朝鮮黄海に向けて巡航ミサイル2発を発射。「戦術核訓練であり、模擬核弾頭を搭載」と発表。
・4日最高裁沖縄県の「辺野古建設の軟弱地盤が判明した上での工事承認を国が指示すること」は違法である、との訴えを棄却。敗訴確定。
・7日石垣港に在日米軍の掃海艦パイオニアが入港。民間港を使うのは2009年以来。
・7日種子島JAXA基地からH2Aロケットの打ち上げに成功。昨年から3回連続でロケット開発は失敗していた。
・12~17日北朝鮮・金委員長が極東ロシアを訪問。13日にはボストーチヌイ宇宙基地でプーチン大統領と会談。15日はハバロフスクで戦闘機工場、ウラジオストックで太平洋艦隊を視察。ショイグ国防相が案内。
・13日北朝鮮順安から日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射。金委員長がロシアを訪問中に連携をアピール。
・14日奄美空港に米海兵隊オスプレイ2機が緊急着陸。同日新石垣空港にも2機が緊急着陸。16日大分空港に1機が緊急着陸。8月27日にはオーストラリア北部のメルビル島で海兵隊MV22が墜落し、乗員3人が死亡している。
・15日福井県の高浜原発2号機が60年までの延長可能な規制緩和により再稼働。
・19日岸田首相がニューヨークで「核兵器核分裂性物質生産禁止条約FMCT」締結に向けたイベントを開催。30億円の供出を約束。20日国連総会で「核軍縮は私のライフワーク」と演説。
・26日韓国軍が創設記念日パレード。ユン大統領は「北朝鮮が核を使用すれば韓米の圧倒的な対応で政権を終息させる」と演説。
・28日台湾が初の自国製ディーゼル潜水艦の進水式
 
・5日~インドネシアジャカルタASEAN首脳会議が開催。開催は持ち回り制で26年はミャンマーの予定だったが、辞退。
・9日~インド・ニューデリーG20首脳会談。初日に首脳宣言発表。岸田首相は事前に知らされず。習主席、バイデン大統領、プーチン大統領は欠席。イタリアは中国の一帯一路からの離脱を表明。
 
 
・3日ウクライナのレズニコウ国防相辞任。汚職疑惑が問題となっていた。
・6日ドネツク州の村落コスチャンティニウカにミサイル攻撃。民間人16人以上が死亡。18日米ニューヨーク・タイムズ紙がウクライナ誤爆によるものとの分析を発表。
・6日米ブリンケン国務長官がキーウ訪問。ゼレンスキー大統領との会談で劣化ウラン弾を含む新たな支援10億ドル(1500億円)の提供を決定。
・8~10日ロシア・統一地方選挙ウクライナの占領地であるドネツク、ルハンスク、ヘルソン、ザポリージャ州でも実施。
・9日林外相と楽天・三木谷会長ら財界人がキーウ訪問。ゼレンスキー氏と会談。
・13日イーロン・マスク氏の自伝が発売され、ウクライナ支援で提供していたスターリンクをシステムに危険が生じるとの理由で遮断したことが書かれていた。
・13日クリミア半島のロシア支配地域セバストポリウクライナのミサイルと海上ドローンが港湾を攻撃。ロシアの大型揚陸艦、潜水艦を破壊し、造船工場に被害。
・15日ロシア・ソチでプーチン大統領ベラルーシ・ルカシェンコ大統領と会談。北朝鮮も含めた連携を強める方針。
・19日国連総会。一般討論で米バイデン大統領がウクライナ支援を呼びかけ。プーチン大統領、習主席らは不参加。同日ゼレンスキー大統領も演説。グローバルサウスに団結を呼びかけるも、会場には空席が目立つ。20日ゼレンスキー大統領安保理演説。91年の領土に戻すこと、EEZと国境のウクライナによる管理など10項目の「平和の公式」を主張。ロシアのラブロフ外相は退席。ラブロフ外相が「ウクライナはロシアの領土」と主張した演説の際はゼレンスキー大統領が退席。
・28日ウクライナが日本のDMG森精機のドイツ子会社をロシアの「戦争支援企業」に指定。
 
・6日アルメニアが11日から20日アメリカ軍との合同演習を行う計画を発表。アルメニアはロシアを中心としたCSTO集団安全保障条約機構に属しているが、今年1月に自国での合同演習を中止。また、アゼルバイジャンとのナゴルノ・カラバフ共和国帰属問題では、2020年11月の停戦合意で同共和国にロシアの平和維持軍を受け入れている。
・19日アゼルバイジャンナゴルノ・カラバフ共和国に対して「対テロ作戦」と称して進軍。「アルメニアが停戦合意に違反して地雷を設置し、軍隊を駐留させている」としてミサイルでレーダー基地を破壊。20日アルメニア軍が降伏し、撤退開始。
・26日ナゴルノ・カラバフからのアルメニア人住民12万人のうち、10万人近くがアルメニア本国へ避難。避難の車列が並んでいた給油所で爆発事故が起こり、100人以上が死亡。
 
・18日イランがアメリカとの交換取引により、スパイ罪で拘束していた米国籍者5人と家族2人を解放。アメリカは60億ドル(8880億円)の経済制裁を解除。
・21日インドがカナダに対し、全ビザの発行停止。インド政府はシーク教徒によるカリスタン運動に対し警戒を強めており、今年6月にバンクーバーシーク教徒活動家が射殺された事件に対するカナダ政府の対応に不満をもっている。

おもなできごと2023年8月

・3日アメリカ司法省は海軍軍人2人を中国へのスパイ容疑で起訴。21~23年にかけて、インド洋での作戦計画や沖縄のレーダーシステムを中国軍に提供していた。
・6日広島平和記念式典。松井市長は「核抑止は破綻している」と演説。
・7日日本生命がESG投資の方針として、核兵器製造企業への投資をしないことを発表。
・7日米紙ワシントン・ポストが2020年に米NSAが日本に対し、中国が日本の防衛機密に対して「深く継続的に」ハッキングしていると警告したが、日本は対応しなかった、と報道。
・8日麻生元総理が台湾での講演で台湾有事に際して「戦う覚悟」と発言。
・9日長崎平和記念式典。台風を警戒し、室内で50人のみが参列。岸田首相も不参加。
・15日全国戦没者追悼式が台風のため縮小して実施。岸田首相のあいさつは前年と9割が同文だった。靖国神社には高市経済安保大臣と萩生田政調会長、「みんなで靖国に参拝する国会議員の会」67人が参拝。韓国の光復節ではユン大統領が日米韓を「安全保障と経済のパートナー」と表現。
・16日先月17日に板門店ツアーから北朝鮮に越境した米軍人について北朝鮮が「亡命の意向である」と発表。
・19日中国のミサイル部隊を含む空・海軍が台湾周辺で大規模演習。
・18日アメリカ・キャンプデービッドで日米韓の初首脳会談。三国の連携強化を確認。日米は極超音速ミサイルの共同開発に合意。
・21~31日米韓演習・乙支フリーダムシールドが過去最大規模で展開。文前大統領が規模縮小し、中止していた全国市民空襲訓練も23日に実施。
・23日自民・公明の実務者協議で防衛装備移転三原則の拡大が提案。イギリス・イタリアと共同開発する次世代戦闘機の第三国への直接輸出や、殺傷能力のある装備も類型の範囲内であれば移転可能とするなど。
・24日北朝鮮平安北道から衛星「万里鏡1」を打ち上げ、運搬ロケットの3段目点火に失敗して墜落。
・24日東京電力福島第一原子力発電所メルトダウンした原発に流れ込んだ地下水等をALPS処理した水を海洋放出開始。30年の予定。中国が日本の水産物を全面禁輸。27日外務省が中国への渡航注意喚起。
・25-26日岸田首相が沖縄をバスケW杯観戦のため訪問。首里城を訪れる。知事との面会、安全保障関係の視察はおこなわず。
・27日北朝鮮・金主席が海軍司令部で戦術核配備方針を発表。
・28日アメリカが射程900kmの長距離巡航ミサイルJASSM-ERを日本に売却する決定。1基1億400万ドル(150億円)で、日本は最大50基を要求。
・28日中国自然環境省が2023年の「標準地図」を発表。管理区域を主張する九段線のさらに外側、台湾の東に線が一本増えている。ASEAN各国から「拒否する」と非難。
・30日北朝鮮順安から短距離弾道ミサイル2発を発射。「戦術核攻撃訓練」であり、韓国軍事拠点を「焦土化」する想定であると発表。
・30日松野官房長官が来月1日で100年となる関東大震災時における「朝鮮人虐殺」について「政府の調査のかぎり記録が見当たらない」と記者会見で発言。
・31日24年度予算の概算要求が出揃う。防衛省は7兆738億円で過去最多。大分県にミサイルを新たに配備、イージス艦2隻を新造など。
 
・4日モスクワ裁判所が反体制活動家のナワリヌイ氏を「過激派組織創設」の罪状で禁錮19年を求刑。
・4日ノボロシスクでロシア海軍基地に無人艇攻撃。5日黒海のクリミア橋近くでロシアのタンカーがドローン攻撃で爆発。6日チョンハル橋などでミサイルによる爆発。ウクライナ保安局・海軍が攻撃を認める。9日モスクワにドローン攻撃。
・7日ウクライナ保安局はゼレンスキー大統領暗殺計画で女1名を逮捕。6月のミコライウ訪問の旅程をロシアに提供しようとしていた容疑。
・7日ウクライナドネツククラマトルスクにロシアが空爆。救助活動を狙い、9人以上が死亡。
・13日黒海南西部でロシア哨戒艦パラオ船籍の貨物船に臨検を要求。貨物船が応じなかったため、警告射撃のうえ、ヘリで強行した。貨物船はウクライナ穀物積み出し拠点であるイズマイールに向かっていた。
・16日ウクライナが東部ドネツク州のウロジャイネを解放。
・19日ウクライナ北部チェルニヒウでドローンメーカーの展示会が開かれていた劇場をロシアが空爆。7人以上が死亡。
20日オランダとデンマークウクライナにF16戦闘機を初の提供。
・21日ワグネルのプリゴジン氏が反乱以来初のSNS投稿。「アフリカのある国」にいるとしている。
・22日南アフリカヨハネスブルクBRICS首脳会議。プーチン大統領ICC国際刑事裁判所の手配のためオンライン参加。ラブロフ外相が参加。サウジアラビア、アルゼンチン、エジプト、イラン、エチオピアUAEの加盟を検討。地球人口の46%、GDPの28%を占める計算。
・22日ロシアのスロビキン副司令官が解任、拘束か。プリゴジン氏と近い関係といわれていた。
・23日モスクワ北西部トベリシ州でプリゴジン氏、共同創業者のウトキン氏らを乗せたワグネルのジェット機が墜落。乗員含む10人全員が死亡。
・24日ウクライナが日本たばこJTインターナショナルをロシアの戦争支援企業に指定。JTIはロシアのたばこ市場でシェア34.9%を占めている。
・25日オランダのハイネケン・ビールがロシア撤退。7ヶ所の工場を地元企業に1ユーロで売却。
・25日クリミアでウクライナのドローン42機が攻撃、24日には半島西端の集落オレニウカに部隊が上陸。
・28日ウクライナザポリージャ西部の集落ロボティネを解放。
・30日ロシア北西部プスコフ州でドローンによる空港攻撃により輸送機4機が損傷。キーウでロシアのミサイルとドローン攻撃、2人以上が死亡。
 
・1日アメリカ・ワシントン連邦地裁がトランプ前大統領を「議会襲撃をあおった」容疑で3回目の起訴。9日ユタ州でバイデン大統領暗殺をSNS投稿していた親トランプの男をFBIが射殺。
・1日軍のクーデターが起こったニジェールでフランスが外国人退避を進める。日本人10人も退避。6日周辺のナイジェリアやマリなどが構成する「西アフリカ諸国経済共同体ECOWASが、ニジェールに対しての武力介入を示唆していた期限。10日ECOWASはナイジェリアで首脳会合。ニジェール周辺へ部隊配備命令。19日ECOWASはクーデター主導者のチアニ将軍と面会。軍政は3年以内に民政移管する方針を主張。
・23日インドが無人探査機の月面着陸に成功。世界で4ヶ国目。
・30日ガボン、国軍がTVで「政権を掌握した」と発表。大統領を拘束。

おもなできごと 23年7月

・7日在日米軍オスプレイMV22の飛行高度を500フィート(150m)から200フィート(60m)に引き下げる決定。市街地上空では適用しないとしている。
・11-12日リトアニアNATO首脳会議。岸田首相が出席。ゼレンスキー大統領との会見はキャンセルとなった。
・12日北朝鮮ICBM火星18を平壌近郊から発射。ロフテッド軌道日本海に落下。
・14日秋田県能代JAXAの実験場でイプシロンSのモーターが実験中に爆発。
・16日岩波書店総合誌「世界」のTwitterが8月号「安倍政治の決算」発売日に凍結。老舗出版社の雑誌アカウントの凍結は異例。
・22日陸上自衛隊木更津駐屯地オスプレイ14機が当面の飛行停止を決定。21日に出た昨年6月のアメリカでの海兵隊オスプレイ墜落(5人死亡)の調査報告で部品劣化の指摘を受け。2月の報告時には停止せず。
・25日自民党の党内会合で防衛財源の確保について萩生田政調会長が「NTTを売却し、完全民営化も検討」と発言。
・26日日米が世界遺産登録されて2年目となる沖縄本島北部について、米軍北部演習場の環境保全環境省と連携していくことを確認。
・28日防衛白書発表。中国の軍備増強について「これまでにない最大の戦略的な挑戦」として、中台軍事バランスは「急速に中国に有利」と分析。「戦後最も厳しく複雑な安全保障環境」とまとめる。
 
・13日朝鮮半島上空で米韓空軍演習。
・16日日本海で日米韓海軍の合同演習。
・18日韓国・ソウルで米韓の核戦力運用協議の初会合。ユン大統領が出席し「核を基盤とする韓米同盟による拡大抑止」を打ち出し、「北朝鮮による韓国に対するいかなる核攻撃も、速やかで圧倒的、決定的な対応」を取ると文書を発表した。同日、1980年代以来となる米原子力潜水艦(攻撃型原潜アナポリス)が釜山に入港。北朝鮮は「我々の核使用の条件」と批判。原潜は24日済州島に入港。
・18日韓国・北朝鮮軍事境界線板門店の見学ツアーで米国人観光客1人が無許可で越境。北朝鮮側が身柄を拘束。米陸軍二等兵であると発表。
・19日北朝鮮順安から短距離弾道ミサイル2発を発射。釜山を想定か。
20日軽井沢で日米韓防衛担当の定例協議。
・22日北朝鮮黄海に向けて戦略巡航ミサイル2発を発射。
・24日北朝鮮弾道ミサイル一発を日本海に発射。日本のEEZ外に落下。
・27日朝鮮戦争休戦70周年。北朝鮮で中国・李鴻忠政治局員、ロシア・ショイグ国防相を招いての軍事パレード。ショイグ氏は26日の武装装備展示会にも金主席と同行。
 
・3日ウクライナ西部ザポリージャ州ロボティスでロシア軍の塹壕ウクライナ軍が占拠。
・3日北東部スーミ州スーミでアパートにドローン攻撃。3人以上が死亡。
・4日ウクライナが「ロシア軍がザポリージャ原発の屋根に爆発物のようなものを仕掛けた」ことを確認したと発表。在駐しているIAEAは5日に「内部に爆発物は確認できない。屋根について引き続き調査」と発表。
・6日西部リビウにミサイル攻撃。5人以上が死亡。ロシアから600km離れ、ポーランド国境まで60kmのリビウは避難拠点になっている。
・6~7日ゼレンスキー大統領が、ブルガリアチェコ、トルコ歴訪。トルコと食糧輸出を協議。8日ロシアとの捕虜交換でトルコに留められていたアゾフ大隊の兵士5人がウクライナに帰国。
・7日アメリカがウクライナクラスター弾供与を決定。クラスター弾禁止条約は100ヶ国以上が締約しているが、アメリカ・ロシア・ウクライナは締約国ではない。20日アメリカがウクライナ軍がクラスター弾の使用を開始したと発表。22日ザポリージャ州でウクライナ軍のクラスター弾でロシア人記者が負傷。ロシアのクラスター弾でドイツ人カメラマンが負傷。24日ドネツク州でロシアがクラスター弾使用。子どもを含む2人以上が死亡。
・10日ザポリージャ州で学校などに攻撃。4人以上が死亡。
・10日先月24日のワグネルの反乱について、29日にプーチン大統領プリゴジン氏が面会し「今後の選択肢を話し合った」とロシアが発表。
・17日クリミア橋にドローン攻撃。2人が死亡。ロシアはウクライナによる「テロ」として、報復を示唆。
・17日ロシアが食糧輸出協定の参加停止。18~20日黒海沿岸のオデーサ、ミコライウなどの港湾にミサイル、ドローンでの攻撃。19日には機雷設置も確認される。21日黒海での拿捕演習、オデーサの穀物倉庫にミサイル攻撃。23日オデーサに19発のミサイル攻撃。大聖堂が被害。1人以上が死亡。
・19日クリミアのロシア支配地域で弾薬庫が爆発。22日ウクライナ軍がクリミアで石油施設と弾薬庫にドローン攻撃。
・21日ロシアの元FSBの極右評論家ギルキン氏がプーチン大統領を批判した罪で逮捕。
・24日ザポリージャ原発に常駐するIAEAが敷地内にロシアが対人地雷を設置したことを確認。
・27日サンクトペテルブルグにアフリカ49ヶ国の代表団を招いてロシア・アフリカ首脳会議。ロシアは「欧米の妨害によって届いていない」とする複数の国に対し穀物の無償提供を約束。28日プーチン大統領が「軍事協力拡大」を演説で明言。
・27日ザポリージャ州ロボティス村をウクライナが奪還。30日と8月1日にはモスクワにドローン攻撃。
・31日ウクライナ中部のゼレンスキー大統領の故郷であるクリビーリフにロシアがミサイル攻撃。民間住宅や大学を破壊、6人以上が死亡。南部ヘルソンでは砲撃で4人以上が死亡。
 
・3~5日パレスチナヨルダン川西岸ジェニンでイスラエル軍がこの20年で最大規模の「テロ掃討作戦」。5日の撤退までにパレスチナ人13人を殺害。
・7日スイスでスイス、オーストリア、ドイツの国防相会合。防空システムの共同調達に調印。
・13日ドイツが「対中戦略外交指針」を初策定。中国経済への依存リスクを減らすとしている。
・21日ミャンマー国軍が首都ネピドーに建立した高さ19mの大仏を公開。31日軍は非常事態宣言を6ヵ月の延長決定。延長は4回目。8月1日2021年から拘束されているアウン・サン・スーチー氏の6年の減刑恩赦決定。残りの刑期は27年となる。
・24~29日台湾全土で「台湾有事」を想定した軍民の訓練。軍は実弾演習。民用空港での演習は初。
・26日ニジェールで軍がクーデター宣言。親欧派とされるバズム大統領を拘束。