3日韓国、ユン大統領が夜22:30に非常戒厳を宣布。4日1時すぎ野党が国会に集合し、本会議を召集、与党の一部議員も参加、190人全員一致で戒厳停止を議決(全議員の2/3で成立)、4:30戒厳令解除。軍、警察が国会を包囲し侵入を試みたが、市民とメディアも協力し、攻撃を阻んだ。戒厳司令官は「与野党代表と国会議長の逮捕」「中央選管の占拠」を指示されたと公表。選管には300人が派遣され、3時間以上占拠した。
ユン大統領は「官僚への弾劾が多発(22件)し、行政が麻痺している」のは「北朝鮮を背景にした野党とマスコミによるものだ」として、集会・デモ・政治活動の禁止、メディア統制を含む戒厳令を発令しようとした。
ユン大統領の支持率は20%を切り、総選挙大敗で国会は野党が多数を占めている。
4日戒厳令建議した国防相が辞任、11日に逮捕。国会前では100万人規模のユン大統領退陣要求デモ続く。
9日陸軍特殊戦司令部707特殊任務団長が記者会見。本来は身元が機密の職責が異例の顔出しでお詫び。議員を150人以上「外に出せ」と指示されたと明かし、自身を「無能な指揮官」と謝罪した。
14日国会がユン大統領の弾劾を2回目で決議。300人中204人が弾劾に賛成、与党から12人が造反。
27日大統領代行である首相に対する弾劾も可決。
31日韓国合同捜査本部がユン大統領に拘束令状発行。期限は1週間。
4日横田基地に在日米軍宇宙軍司令部が10人規模で新設。ハワイ、韓国に次いで3カ所目。
9日米軍が先月20日のニューメキシコ州での事故を受け、全世界のオスプレイを飛行停止。「これまでになかった機材の故障があった」としている。
10日スウェーデン・オスロでノーベル平和賞授賞式。石破首相は「核廃絶は極めて困難」とコメント。
27日来年度予算案が閣議決定。一般会計115兆5415億円。防衛費8兆6691億円で10%増。外務省予算、日本政府が防衛装備品を無償提供する「政府安全保障能力強化支援OSA」の対象国をフィリピンのほかインドネシア、モンゴル、ジブチに拡大。前年より30億円増加し、80.5億円。
27日川崎重工が海上自衛隊潜水艦部隊への金品供与問題について調査報告書発表。下請け3社に対し、架空取引によって6年間で17億円をプール。潜水艦乗組員への物品供与は40年間に及ぶ。「良好な関係を構築する必要がある」ため、としている。
1日UNRWAがケレムシャローム検問所からの物資搬入を断念。
2日ヒズボラがイスラエルの軍事拠点にミサイル2発、イスラエルが停戦決議に従わず攻撃を続けることへの報復と宣言。
12日ガザ中部ヌセイラトへイスラエルが空爆。25人が死亡。昨年10月からの死者累計は44835人。
23日ガザ南部マワシの避難民キャンプに空爆、20人が死亡。
27-29日にかけて、ガザの病院空爆が相次ぎ、機能している病院は壊滅。7人が死亡。院長など240人が拘束される。
2日イラクの親イラン武装勢力の戦闘員300人がシリアへ越境、アサド政権軍の支援に入る。
5日シリア、反政府勢力が先月27日から全面攻勢に。中部ハマでもアサド政権軍が撤退。6-7日南部ダラア、スウェイグ、中部ホムス、東部デリゾールを各地の反政府勢力が制圧。8日首都ダマスカスをシャーム解放機構HTSが制圧、アサド大統領がモスクワに脱出。
8日イスラエルがシリアとの緩衝地帯に部隊を展開。
9日イスラエルとアメリカがシリア国内を空爆。イスラエルはイラン革命防衛隊、アメリカはISの拠点であるとしている。8-11日にイスラエルは35ヶ所を空爆、10日には領内に侵入。
9日ジャラリ首相とHTS指導者ジャウアニ氏が会談、政権委譲に合意。
14日シリア西部のロシアの空港から輸送機アントノフ2機がリビアへ撤退。
20日アメリカ国務次官補ら3人がダマスカス到着。
24日シリアの武装勢力がHTSを主体とした暫定政権に合意。クルド人勢力のシリア民主軍は不参加。
29日ダマスカスで武器庫が爆発。
30日ウクライナ外相がダマスカス訪問、HTS幹部と会談。
17日モスクワ市内で電動キックボードが爆発。生物・化学兵器担当の中将自宅付近。18日当局はウクライナ支持のウズベク人の男を拘束、ウクライナから10万ドルで依頼されたとしている。
23日ウクライナが越境侵攻しているクルスク州で、北朝鮮兵3000人が死傷と発表。アメリカの発表では1週間で1000人。
24日ロシアがウクライナ中部ドニプロペトロウスク州、北東部ハルキウほかにミサイル攻撃。
25日カザフスタン西部でアゼルバイジャン発チェチェン行きの旅客機が墜落。ロシアを狙ったウクライナのドローン攻撃が行われており、迎撃の地対空ミサイルが誤爆したか。28日プーチン大統領は理由を述べないまま謝罪。
6日ルーマニアで先月24日に行われた大統領選挙第1回投票で1位となった親プーチンの極右候補について「SNSで特別扱いされていた」として、憲法裁判所が選挙の無効と8日の決選投票の中止を決める。
10日スーダンの内戦が激化。国軍による空爆の死者が1週間で170人を超える。反政府勢力の即応部隊RSFによる攻撃の死者は65人。
20日ドイツ東部マクデブルクのクリスマスマーケットに車が突入し、5人が死亡。サウジアラビア人の医師で反イスラムの男を拘束。
24日パキスタンがアフガニスタンを空爆。21日に国境を襲撃し、パキスタン兵16人を殺害したタリバーン系のTTPを攻撃したとしている。