・2日自公が敵基地攻撃能力(反撃能力)の導入で正式合意。
・7日自公会合で23~27年度の防衛費を17兆円増加の43兆円で決定。財源は増税・決算余剰金・「防衛力強化資金」を新設。航空自衛隊を「航空宇宙自衛隊」に再編することも決定。8日岸田首相が1兆円の増税を表明。
・10日広島で岸田首相が提案した「国際賢人会議」開幕。「核なき世界」への道筋を探るとして、米中ロを含む15人の有識者で開催。
・12日安全保障三文書改定案で自公合意。
・16日三文書を閣議決定
・国家安全保障戦略(NSS):「パワーバランスの歴史的変化と地政学的競争の激化で国際秩序は重大な挑戦にさらされている」「サイバー攻撃・偽情報で有事と平時、軍事と非軍事の境界があいまいに」として、国の方針は「専守防衛を堅持」としながら、中国・北朝鮮・ロシアを脅威として明記。
・防衛力整備計画(中期防衛計画から改名):米国製巡航ミサイル・トマホークほかミサイルドローンの増強。AIを活用したサイバー分析、SNSの情報の自動収集、航空宇宙自衛隊の編成。事業の物件費は43兆5000億円/5年。アメリカからの購入にあたるFMSは2023年度当初予算1兆4768億円、
[朝鮮半島]
・26日韓国国内で北朝鮮のドローン5機を撃墜。1機はソウル周辺まで接近。
[ロシア/ウクライナ]
・1日ロシアが「外国の代理人」を犯罪化する法律を施行。これまでは金銭的関係が判明した場合のみの処罰であったが、厳格化。
・14日キーウにドローン攻撃。11月23日にウクライナ軍情報局が公開した撃墜ドローン:イラン勢のシャヘド136、シャヘド131、モハジェル6の部品のうち11%が日本の民生品からの転用と判明。米国製部品は65%。
・16日ウクライナ全土に60発以上のミサイル攻撃。
・21日ゼレンスキー大統領が訪米。バイデン大統領と会談、合同議会で演説。パトリオット・ミサイルなどの支援を確保。
・24日ウクライナが奪還したヘルソン市の市街地に連日ロシアが砲撃。16人以上が死亡。
・29日ウクライナ全土にミサイル攻撃、120発以上。
・31日キーウで外国人記者が多く利用するホテルにミサイル着弾。日本の新聞記者が負傷。
・7日中国全土でゼロコロナ政策の大幅緩和。隔離が解かれ、PCR検査の義務がなくなる。
・7日イランで続く女性の抑圧に抗議するデモで拘束されている参加者11人に死刑判決。8日1人が処刑される。
・9日中国とインドの国境で衝突。
・12日アフガニスタン・カブールで中国人などの外国人が利用するホテル襲撃。21人が死亡。3人を逮捕。
・15日アメリカ上院で23年度の国防予算が1割増の8579億ドル(118兆円)で可決。
・27日台湾が兵役延長を決定。4ヵ月から1年に。