おわびとお知らせ:
「日本は戦争すると思いますか?」のシールアンケートの結果まとめとして運営している本サイトですが、取材者の都合により、これまでの1~2週に一回ペースでのアンケート採取ができなくなりました。アンケート結果の掲載はしばらくお休みしますが、今後も随時アンケートは行う予定ですので、その際の参考のため、日本と世界のニュースのまとめだけは定期的にアップしていきます(1~2週間に一回程度)。
参考:今週のおもなできごと(2017.3.15-3.31)
・15日シリア・ダマスカスの市場付近で自爆ベストによる爆発、39人以上が死亡。同日市内のレストランで爆発、28人以上が死亡。
・22日イギリス・ロンドンで国会前の橋で車が暴走し、民間人2名を殺害、ついで議事堂敷地内で車から降りた実行犯は警官1名をナイフで刺殺。射殺された実行犯はイギリス出身の50代の男。イスラム過激派思想に傾倒していたとされる。
[国内]
・20日日本とロシアの2プラス2(外相・防衛相会談)が都内で開催。北朝鮮に関して日本側は「挑発行動を自制し、安保理決議を遵守するよう求めることで、ロシアと一致した」としているが、ロシアは日本が進めるBMD(弾道ミサイル防衛)や軍備強化は「北の脅威に見合わない」と表明。
・24日日本学術会議は幹事会で軍事研究を否定する新声明を正式決定。4月の総会で反対意見が出て紛糾することを、工学系の幹事らが懸念したため、総会を待たずに決定とされた。
・25日沖縄・翁長県知事は前知事が出した辺野古新基地建設予定海域の「埋め立て承認」を「撤回」する方針を発表。「埋め立て承認」を「取り消し」する措置に関して、県はすでに敗訴しているが、今回は「事業者(政府)に重大な違反がある」という理由をともなう、より強固な措置。
・29日自民党の弾道ミサイル防衛検討チームが提言をまとめる。「敵基地反撃能力(攻撃だったものから言葉を改めた)」保有を直ちに検討開始すること、THAAD、イージス・アショア(陸上配備型イージス)の導入を急ぐことなど。
[南スーダン]
・18日南スーダンPKOの陸上自衛隊5人が南スーダン政府軍の兵士によって連行され1時間拘束される。戦闘服で銃器を所持し、市場で衣類を買っていたところ、政府軍兵士によって乗ってきた自衛隊車両に乗せられ、4km離れた広場に連行された。南スーダン政府は「一部兵士の誤解」としている。
・25日南スーダンで支援に関わるNGO職員6名(ケニア人3名、南スーダン人3名)が何者かに拉致殺害される。2013年から援助関係者は合計79人が殺害されているが、一度に6人が殺害されるのは過去最悪。事態が発生したのは南スーダン政府の支配地域で国連は「キール政権は問題解決をせず、支援を妨害している」と批難。
[核軍縮]
・29日核保有国・日本・韓国などが不参加の核兵器禁止条約会議で共産党の志井委員長が、核軍縮・不拡散議員連盟のメンバーとして発言。日本政府は同会議に参加していないが、国民の総意は核兵器廃絶である、などと述べた。
[中東・アメリカ]
・21日アメリカ・国土安全保障省は、テロ対策として、中東・北アフリカなど8ヶ国10の空港からのアメリカ行きの便に対し、「携帯電話より大きな電子機器」の機内持込禁止。9社が対象、同じ路線のアメリカの航空会社は対象外。
・29日トルコ首相がシリア北部で行っていた対IS越境作戦の終了を発表。ISのシリア北部最大拠点のバーブを制圧したため。トルコ軍は制圧した都市をシリア政府と戦闘を続けている自由シリア軍の勢力地としている。
・29日ヨルダンでアラブ連盟の首脳会議。イスラエル・パレスチナの二国家共存支持の原則に揺るぎはないことを共同宣言に盛り込む。親イスラエルで「二国家にはこだわらない」と発言したトランプ米大統領を名指しすることなく牽制したとみられる。
・22日北朝鮮東部・元山から発射された弾道ミサイルが空中爆発を起こし、失敗。
・26日ロシア・モスクワでプーチン大統領に反対する10000人規模の反政府デモ。野党指導者のナバリヌイ氏の呼びかけによるもので、過去最大規模。