今週のおもな出来事(20.10.2-10.23)
[国内]
・7日鹿児島県、米軍の離発着訓練施設が予定されている西之表市馬毛島に関し、同市長が訓練に不同意を表明。「地元に基地被害を甘んじて受ける覚悟を迫っている」と国の態度を批判。施設整備には、土地取得では民間の空港と合意しているが残地の一部に市有地が含まれており、また、港湾整備のためのボーリング調査も市の許可が必要。
・16日フランス・パリ近郊の中学で、教師が首を切断された遺体で発見される。容疑者は射殺。教師は今月上旬にムハンマドを侮辱する風刺画を教材として使った。
・3日スーダンの暫定政府と反政府勢力が和平合意。2003年から紛争が続いている。
・3日中国がインターネット上に釣魚島(尖閣諸島)デジタル博物館を立ち上げる。文献や地図などが掲載。
・16日来年2月に期限となる、米露間の新戦略兵器削減条約(新START)の一年延長についてロシア案をアメリカが拒否。アメリカ側の要求は核弾頭増強を凍結することが延長の条件としているが、ロシアは「いかなる条件もつけずに延長」としているため。
・10日朝鮮労働党創建75年の軍事パレードがおこなわれる。
・15日タイ・政権退陣、王室改革を求めるデモが拡大し、政府はバンコクに非常事態宣言。デモを排除し、20人余りを逮捕。
・20日ナイジェリア、今月初頭からデモが続き、全土での死者は56人以上に。警察の対強盗特殊部隊が鎮圧に投入され、デモ隊への暴行、虐待、拷問などが行われている。抗議を受けて11日政府は部隊の解体を発表したが、市民への警察による攻撃は続いている。
・23日リビアで暫定政府と反政府組織LNAが停戦合意、即日発効。