・28日防衛白書発表。中国の軍備増強について「これまでにない最大の戦略的な挑戦」として、中台軍事バランスは「急速に中国に有利」と分析。「戦後最も厳しく複雑な安全保障環境」とまとめる。
・13日朝鮮半島上空で米韓空軍演習。
・16日日本海で日米韓海軍の合同演習。
・18日韓国・ソウルで米韓の核戦力運用協議の初会合。ユン大統領が出席し「核を基盤とする韓米同盟による拡大抑止」を打ち出し、「北朝鮮による韓国に対するいかなる核攻撃も、速やかで圧倒的、決定的な対応」を取ると文書を発表した。同日、1980年代以来となる米原子力潜水艦(攻撃型原潜アナポリス)が釜山に入港。北朝鮮は「我々の核使用の条件」と批判。原潜は24日済州島に入港。
・20日軽井沢で日米韓防衛担当の定例協議。
・3日北東部スーミ州スーミでアパートにドローン攻撃。3人以上が死亡。
・6日西部リビウにミサイル攻撃。5人以上が死亡。ロシアから600km離れ、ポーランド国境まで60kmのリビウは避難拠点になっている。
・7日アメリカがウクライナにクラスター弾供与を決定。クラスター弾禁止条約は100ヶ国以上が締約しているが、アメリカ・ロシア・ウクライナは締約国ではない。20日アメリカがウクライナ軍がクラスター弾の使用を開始したと発表。22日ザポリージャ州でウクライナ軍のクラスター弾でロシア人記者が負傷。ロシアのクラスター弾でドイツ人カメラマンが負傷。24日ドネツク州でロシアがクラスター弾使用。子どもを含む2人以上が死亡。
・10日ザポリージャ州で学校などに攻撃。4人以上が死亡。
・17日クリミア橋にドローン攻撃。2人が死亡。ロシアはウクライナによる「テロ」として、報復を示唆。
・17日ロシアが食糧輸出協定の参加停止。18~20日黒海沿岸のオデーサ、ミコライウなどの港湾にミサイル、ドローンでの攻撃。19日には機雷設置も確認される。21日黒海での拿捕演習、オデーサの穀物倉庫にミサイル攻撃。23日オデーサに19発のミサイル攻撃。大聖堂が被害。1人以上が死亡。
・19日クリミアのロシア支配地域で弾薬庫が爆発。22日ウクライナ軍がクリミアで石油施設と弾薬庫にドローン攻撃。
・27日サンクトペテルブルグにアフリカ49ヶ国の代表団を招いてロシア・アフリカ首脳会議。ロシアは「欧米の妨害によって届いていない」とする複数の国に対し穀物の無償提供を約束。28日プーチン大統領が「軍事協力拡大」を演説で明言。
・31日ウクライナ中部のゼレンスキー大統領の故郷であるクリビーリフにロシアがミサイル攻撃。民間住宅や大学を破壊、6人以上が死亡。南部ヘルソンでは砲撃で4人以上が死亡。
・13日ドイツが「対中戦略外交指針」を初策定。中国経済への依存リスクを減らすとしている。
・21日ミャンマー国軍が首都ネピドーに建立した高さ19mの大仏を公開。31日軍は非常事態宣言を6ヵ月の延長決定。延長は4回目。8月1日2021年から拘束されているアウン・サン・スーチー氏の6年の減刑恩赦決定。残りの刑期は27年となる。
・24~29日台湾全土で「台湾有事」を想定した軍民の訓練。軍は実弾演習。民用空港での演習は初。
・26日ニジェールで軍がクーデター宣言。親欧派とされるバズム大統領を拘束。