日本は「戦争」すると思いますか?

戦争・軍事と日本の距離をニュースウォッチしています。

今週のおもなできごと(21.2.18-3.5)
・2月25日イギリス国際戦略研究所IISSが年次報告書ミリタリー・バランスを発表。世界の防衛費総額は1兆8300億ドル(194兆2500億円)で3.9%増。4割はアメリカ。
 
・25日自民党会合で、中国海警法の改正を受け、尖閣諸島に上陸した外国軍に対し、海上保安庁は正当防衛・緊急避難に当たらなくても「危害射撃」をすることを排除しないと確認。
 
・2月18日NATOがアフガンからの撤退判断を見送り。現在1万人規模の派兵をしている。アメリカのバイデン新政権の慎重姿勢に同調。
20日米・アラバマ州で空軍のT38練習機が墜落。アメリカ軍教官と研修中の航空自衛隊2等空尉が死亡。
・21日IAEAは23日からイランに対する抜き打ち査察を停止することを決定。23日四半期ごとのIAEA報告書がイランは濃縮度20%のウランを今年1月から製造し、17.6kg貯蔵していると発表。制限は3.67%。
・24日日米両政府が在日米軍経費負担(思いやり予算)を1年延長維持することを合意、署名。
・25日アメリカはシリア東部で親イラン組織カタイブ・ヒズボラの複数の施設を空爆。バイデン政権発足から初めて。戦闘員など22名以上が死亡。
・25日アルメニアで軍部がバシニャン首相の退陣を要求。アゼルバイジャンとの武力衝突について昨年11月に停戦合意した結果、1990年代から実効支配してきたナゴルノ・カラバフを失ったことへの糾弾。
・19日デモ参加者の女性が撃たれ、初の死者が出る。警察が実弾を使用か。20日男性二人が撃たれて死亡。21日全土で100万人規模のデモ。クーデターの1日からこれまでで640人以上が拘束される。26日ヤンゴンのデモを取材していた日本人フリー・ジャーナリストが一時拘束される(翌日解放)。国軍支持派の市民がデモ隊に暴行を加えていることが判明。28日各地でデモに対する発砲が続き、18人が死亡。5日一日での犠牲者が38人と最多に。
・25日インド・中国国境の停戦合意に基づき、パンゴン湖の国境線から両軍が撤退官僚。
・3月2日ロシア、反政府活動家ナバリヌイ氏の暗殺未遂、帰国後の拘束に関して、アメリカはロシア政府高官に対する在米資産凍結などの経済制裁を決定。すでに制裁をしていたEU渡航禁止などに拡大。
・2日アフガン東部ジャララバードでテレビ局員3人が銃撃され死亡。ISの支部が犯行声明。
・5日中国・全人代開幕。国防予算が6.8%増の1兆3553億4300万元(22兆6千億円)で可決。過去最高金額。
・5日ローマ教皇フランチェスコ1世イラクバグダッドを初訪問し、シーア派の最高指導者シスターニ師と会見。そののち、クルド人自治区やISが支配していたモスルなどを歴訪。