今週のおもなできごと(21.3.27-4.13)
・3月27,28日、ミャンマ東部の少数民族武力組織カレン民族同盟KNUの支配地域を国軍が空爆。3人が死亡、3000人以上が隣国タイへ避難。同日朝にKNUが国軍基地を襲撃し、制圧したことへの報復。国軍は北部カチン独立軍KIAとも戦闘。4月9日中部バゴーで治安部隊が重火器を使用、80人以上が死亡。19人に死刑判決。
・30日フランスのマリ空爆について国連PKO調査団が報告書を発表。1月3日のテロリスト掃討を名分とした空爆はアルカイダのメンバー5人が参列した結婚式を空爆したもので、アルカイダ3人以外に一般参列者19人が死亡したものとしている。フランス軍は報告書に抗議。
・5日九州防衛局は次世代戦闘機F35Bを宮崎県・新田原基地に配備することを県に説明。
・9日アメリカとイランはウイーンで核合意履行再開に向けての協議を開始。
・13日日本政府は福島第一原子力発電所構内のタンクに溜めている事故汚染水125万トンを海水で薄めた上で海洋放出する方針を決定。48ヶ国の在日外交団に説明。アメリカは「透明性を持った説明」と評価。韓国は「許せない措置」中国、台湾も懸念を表明。