・7日三菱重工が決算で国産旅客機スペースジェットの開発断念を決定。
・9日フィリピンのマルコス大統領が来日。安全保障の連携を確認し、共同軍事演習の手続きの簡素化を進める。岸田首相は来年3月までに6000億円の支援を約束。
・10日政府は「防衛装備品生産強化」案の検討を開始。特定秘密に加えて「装備品等秘密」を設定し、社員などが漏洩したら罰則。防衛装備品産業の企業が事業継続困難となった場合は国が施設を買い取ることができるようにする。原材料調達・輸入に関して資料提出を要求できる。
・14日防衛省はトマホークミサイルを23年度一括購入、最大500発と発表。またアメリカの気球撃墜を受け、2019年から21年に日本上空に飛来した気球は中国のものだと「強く推定」。ミサイルでの撃墜を可能にできるよう要件見直しを検討開始。16日自衛隊法84条「正当防衛・緊急避難」の解釈変更で武器使用可に。
・2日アメリカ国防総省が監視気球の領空侵入を発表。中国から飛来したとして、3日のブリンケン国務長官の訪中を延期。4日撃墜。中国側は民間のものが誤って飛行しているとしている。10日アラスカでも気球発見。11日カナダ上空で撃墜。13日中国はアメリカは22年に10回以上気球を中国に侵入させていると発表。14日国防省は4つのうちあとの3つは無害の可能性が高いと発表。15日最初のものも「意図的でなく進路をはずれた可能性」と発表。18日ミュンヘンでブリンケン国務長官と王毅政務局長が会談。
・22日南アフリカで中国・ロシアとの三国海軍演習。2019年以来3度目。
・17日イギリスの在ドイツ大使館警備員が親ロシアのスパイ活動で裁判にかけられる。
・22日国連緊急特別会合。ロシアの無条件撤退を議案に。23日投票結果は141ヶ国賛成。反対はベラルーシ、北朝鮮、エリトリア、マリ、ニカラグア、ロシア、シリア。ロシアとの安全保障同盟国であるアルメニアやキルギス、カザフスタンなどは棄権。
・24日中国がロシア-ウクライナ戦争に対する「中国の立場」文書を発表。対話と停戦に向けて建設的な役割を果たしたいとし、ロシアの核攻撃、原発に対する攻撃に反対。国際社会によるロシアへの「一方的な制裁」には反対するとした。24日ゼレンスキー大統領が「今後我々の側に立つと信じている」とコメント。3月1日ベラルーシのルカシェンコ大統領が訪中、文書への支持を表明。
・6日トルコ・シリアの国境でマグニチュード7.2の巨大地震。13日国連がトルコ-シリアの越境地点を1ヶ所から3ヶ所に拡大。14日シリアと断交中のサウジアラビアが食糧など支援。16日シリア北西部でアサド政権軍と反体制派が衝突。21日イスラエルがシリアのダマスカスを空爆。5人以上が死亡。
・26日イタリア・イオニア海で250人以上が乗る難民船が沈没。62人以上が死亡。