おわびとお知らせ:
「日本は戦争すると思いますか?」のシールアンケートの結果まとめとして運営している本サイトですが、取材者の都合により、これまでの1~2週に一回ペースでのアンケート採取ができなくなりました。アンケート結果の掲載はしばらくお休みしますが、今後の参考のため、日本と世界のニュースのまとめだけはアップしていきます。
参考:今週のおもな出来事(2018.7.19-8.3)
[国内]
・2011年に在日米軍が「液体低レベル放射性廃棄物(汚染水)」を海洋投棄したことが内部資料から判明。汚染水は、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後の「トモダチ作戦」に参加した軍用車両や装備品の除染で発生したもの。2011年5月3日時点で、「液体低レベル放射性廃棄物」は厚木に9万4635リットル(2万5000ガロン)、三沢に3万283リットル(8000ガロン)あったが、この時の保管量より多い量を翌月、厚木、三沢で投棄したことを米軍は取材に対して認めた。「投棄は日本政府の基準で安全と認められていた」と説明した「トモダチ作戦」で出た固形や液体の「低レベル放射性廃棄物」は在日米軍基地6ヶ所(普天間・横田・横須賀・佐世保)で保管されていたことが公表されている。
・27日厚木基地で米海軍へりMH53Eが離陸直後に窓が落下。三沢から岩国への移動中、厚木を経由していた機体。
・25日防衛省は、イージス・アショアの配備計画・候補地の地質調査業者の選定手続先送り。候補地である秋田・山口の反発が強いため、26日からの入札を9月上旬に延期。導入費は昨年11月の参院予算委で小野寺防衛相が1基800億円と答弁、その後防衛省が施設整備費を含め1000億円と説明したが、従来の見積もりは「参考値」だとして、これまでの金額は撤回。
・27日翁長沖縄県知事が会見で辺野古新基地の埋め立て承認を8月中旬に撤回する方針を発表。沖縄防衛局は県に対して、8月17日を土砂投入開始日として通知している。県は7月17日に工事即時停止を求める文書を提出している。
・30日沖縄県で集められていた、辺野古新基地の可否を問う「県民投票」実施要求署名が10万979筆に。直接請求に必要な有権者の1/50(23000筆)を大幅に上回る。これを受けて県は実施条例制定へ、投票実施は12月ごろか。
・19日イスラエル国会で「イスラエルはユダヤ人の民族的郷土である」とするユダヤ人国家法案が可決。パレスチナに帰属するとされる東エルサレムを含む「統一エルサレム」がイスラエルの首都であると明記しており、アラブ系議員・国民からは反発。
・24日イスラエルはシリア戦闘機が領空侵犯したため地対空ミサイルで撃墜したと発表。国境のシリア側では戦闘が起きており、誤って進入したものと見られる。
・24日韓国は国境のDMZの哨戒所を段階的に撤去する方針を発表。スケジュールは示さず。
・8月1日米上院で2019年度の国防予算の枠組みを決める「国防権限法案」が可決。在韓米軍に関しては、トランプ大統領は選挙時には撤退、最近でも規模縮小の可能性を指示していたが、兵力22000人以上の現状維持となる。
・25日シリア南部スウェイダで連続爆発テロ。221人以上が死亡。ISが犯行声明。
・25日パキスタンの下院総選挙。投票所などで爆発、32人以上が死亡。選挙結果は野党「正義運動PTI」が過半数を取り、第一党に。PTIは軍部とのつながりが強い強硬派とされ、インドやアメリカを強く批判している。
・29日タジキスタン南部でサイクリング中の外国人7人に乗用車が突入、3人がはねられて即死。乗っていた男たちが銃や刃物で襲撃し、病院でさらにひとりが死亡。
・31日ロシア・モスクワで日露2+2が行われ、ロシア外相はロシアを射程に収めるイージスアショアの配備に懸念を表明。日本側は「ロシアに脅威を与えるものではない」と回答。
・29日カンボジア下院総選挙、フン・セン首相率いる与党・人民党が2月の上院選に続いて全議席を獲得。選挙には20政党が登録したが、前回2013年の選挙で4割を獲得した野党第一党の救国党は事前に解党されていた。このため、国連を含む各国は選挙そのものの正当性に懸念を持ち、選挙監視や運営への派遣を拒否したが、日本は監視団を派遣。
・8月3日ASEAN地域フォーラムにおいて、北朝鮮外相は日米韓いずれの外相とも公式には会談に応じず。河野外相が北朝鮮の外相と接触。3日北朝鮮の関係者から「会談の相手国として含めていない」と、日長会談の打診を否定される。4日河野外相は「我々も同じだ」と否定。北朝鮮は日本
・31日シリアで拘束されているジャーナリスト安田純平さんと推定される男性が銃をかまえた男に拘束されている画像がふたたびネットに公開される。「シリアの日本人人質の訴え」と題されているが、男性は韓国人と名乗ったが、日本語で助けを求める。2018年7月25日撮影。
・31日、2016年にトルコで消息不明となり、シリア武装勢力に拉致されたとみられるイタリア人旅行者男性の画像が公開される。銃を持つ男2人に拘束されている画像。8月1日イタリア政府は「最大限の注意を払い、慎重に推移を見守っている」と発表。