日本は「戦争」すると思いますか?

戦争・軍事と日本の距離をニュースウォッチしています。

おもなできごと 22年7月

2022年7月
 
・2日KDDIが通信障害で最大3915回線が不通に。復旧に4日間を要した。
・4日東洋大学でゼレンスキー大統領が学生350人にオンライン演説。質疑応答も。全国14大学に中継。
・4日中国のフリゲート艦が尖閣諸島の接続水域に侵入。ロシア艦が先行して侵入していた。
・5日大阪府警創価学会施設に侵入した男を逮捕。4月には茨木市コリア国際学園に侵入し、放火。名簿を盗み「韓国人を襲うつもりだった」としていた。高槻市辻元清美議員の事務所にも侵入。
・6~7日沖縄・金武町の民家の窓が銃弾で割れる。4~10日近くのキャンプ・ハンセンで実弾訓練があり、流れ弾か。
・8日奈良市近鉄西大寺駅前で参院選の応援演説中の安倍元総理が男に手製の銃で撃たれ、救急搬送後死亡。犯人は元自衛官で、旧・統一教会信者の母親が家庭を崩壊させたことから、統一教会と親しい安倍氏を狙ったと供述。昨年9月、統一教会の別組織であるUPFの集会に安倍氏はトランプ元大統領などとともにビデオメッセージを寄せており、容疑者は今春にそれを知って犯行を決意したと供述。12日安倍氏の「家族葬」が東京・芝増上寺で行われ、自衛隊音楽隊が参加。14日岸田首相が国葬を検討。「国葬令」は新憲法下で1947年に廃止されている。22日国葬が9月27日で閣議決定される。
・15日ロシアが日本の衆議院議員384人を入国禁止に。
・16~17日朝日新聞世論調査で「9条に自衛隊を明記するべき」が賛成51%、反対33%。2018年の同調査では賛成33%、反対51%。
20日中国海軍の測量艦が鹿児島沖で領海侵入。今年4月以来で6回目となる。
・22日オスプレイ配備が予定されている千葉県・木更津駐屯地で、木更津市長がオスプレイ試乗。
・26日陸上自衛隊V22オスプレイ2機が木更津駐屯地から佐世保相浦駐屯地水陸機動団に移動し、訓練。
・26日自民党統一教会の関係の問題で、教会にメッセージを出したりしていた岸防衛大臣が会見。「お付き合いもあったし」と、当然視したコメント。8月2日の会見で「支援を見直す」と変化。
・30日ミャンマーヤンゴンで取材していた日本人カメラマンが当局に拘束される。デモの取材をしていたか。
 
・1日オデーサ州セルヒーウカでマンション、レクリエーションセンターにミサイルが着弾。子どもを含む20人以上が死亡。
・1日アメリカが8億2000万ドル(1100億円)の追加支援決定。地対空ミサイルなど。
・3日ロシアがルハンスク州のウクライナ最後の拠点・リシチャンスク市を制圧。「ルガンスク人民共和国を解放した」と発表。
・4~5日ドネツク州に砲撃が集中。中部ドニプロペトロウスク州にミサイル7発が着弾。
・5日南部ヘルソン州にロシアの官僚をトップに据えた占領下「州政府」が発足。
・9日ドネツクの集合住宅に砲撃、住民多数が生き埋めに。
・11日ロシアからドイツなどに天然ガスを供給する海底パイプライン・ノルドストリームが21日まで定期点検で停止。ドイツは復帰するかどうか懸念。
・13日ウクライナ北朝鮮と断交。ドネツクルガンスク人民共和国を承認したため。
・14日中部ビンニツァ市街地にミサイル攻撃。南部ミコライウではホテル、ショッピングモールにミサイル。
・15~16日キーウを含む11州にミサイルや砲撃。 
・16日アメリカが、イランの空港でロシアが無人機調達のための視察を行っていたと発表。
・18~19日ドネツクの工業地帯・発電所にミサイル4発など猛攻。
・19日プーチン大統領がトルコ・エルドアン大統領とともにイラン訪問。シリア和平を目指す3ヶ国協議。トルコはYPGに対抗を主張し、シリア国内での軍事作戦も辞さない方針。20日イラク北部のリゾート地で砲撃、観光客9人が死亡。イラクはトルコの攻撃と主張、トルコは否定。
・19日中南部ザポリージャでロシアの高官が「州政府」トップに着任。20日ウクライナのエネルゴ・アトム社がザポリージャ原発にロシアが武器搬入を要求していると明かす。
20日南部ヘルソンでロシアの移動式レーダーをウクライナ側が破壊。
・21日南米4ヶ国の通商会議メルコスールがゼレンスキー大統領のオンライン演説を拒否。
・22日トルコと国連の仲介でロシアとウクライナ黒海からの食糧輸出に合意。輸出の船舶のための「回廊」を設置する。23日オデーサ港をロシアがミサイル攻撃。
・26日から黒海沿岸のリゾート地に砲撃集中が続く。沿岸部ミコライウの交通・電力インフラに攻撃。ウクライナ政府はクラスター弾の使用を指摘。
・26日イギリスが親ロ派のイギリス人YouTuberを資産凍結。14年からウクライナに入国禁止となっていたが、現在はロシア制圧地域にいるとみられる。
・29日ドネツクウクライナ兵捕虜収容施設に砲撃。捕虜40人、親ロ派53人死亡と発表。ロシアはウクライナが口封じのためHIMARSを使用して攻撃したと主張。捕虜にはアゾフスターリで抵抗し、拘束されている兵士も含まれる。
 
・6日EU欧州議会原発を「グリーンな電力」として承認。
・7日イギリス・ジョンソン首相が辞任。閣僚・政権幹部が数日のあいだに50人以上辞任するなど、周囲の不信が強まったため。
・9日スリランカ・ラジャパクサ大統領、ウィクラマシンハ首相が辞任。4月から通貨切り下げに抗議し、大統領退陣要求のデモが激化し、群集が公邸を占拠、首相の自宅を放火。13日大統領が軍用機でモルディブに脱出。
・10日ミャンマーのミン・アウン・フライン国軍最高司令官がロシアを訪問、プーチン大統領と軍・宇宙での協力強化を確認。
・14日バイデン大統領がイスラエル訪問し、ラピド首相、オンラインでインド、UAEとも会談。15日パレスチナを訪問、アッバス議長と会談。UNRWAなどへの拠出再開を約束。15日サウジアラビア訪問、ムハンマド皇太子と会談し、記者殺害以来悪化していた関係改善に。帰国後、バイデン大統領は新型コロナ陽性。26日に陰性となるが、30日に再陽性検出。
・28日サウジ・ムハンマド皇太子がフランス訪問。マクロン大統領と会談。
・28日バイデン大統領が中国・周主席と電話会談。「意志疎通を継続する」として、大きな進展はなかった。
 
・31日アメリカがアフガニスタン・カブール市内のアルカイダ指導者ザワヒリ容疑者の潜伏先をドローンで空爆し、殺害。