2022年7月
・2日KDDIが通信障害で最大3915回線が不通に。復旧に4日間を要した。
・4日東洋大学でゼレンスキー大統領が学生350人にオンライン演説。質疑応答も。全国14大学に中継。
・6~7日沖縄・金武町の民家の窓が銃弾で割れる。4~10日近くのキャンプ・ハンセンで実弾訓練があり、流れ弾か。
・8日奈良市・近鉄西大寺駅前で参院選の応援演説中の安倍元総理が男に手製の銃で撃たれ、救急搬送後死亡。犯人は元自衛官で、旧・統一教会信者の母親が家庭を崩壊させたことから、統一教会と親しい安倍氏を狙ったと供述。昨年9月、統一教会の別組織であるUPFの集会に安倍氏はトランプ元大統領などとともにビデオメッセージを寄せており、容疑者は今春にそれを知って犯行を決意したと供述。12日安倍氏の「家族葬」が東京・芝増上寺で行われ、自衛隊音楽隊が参加。14日岸田首相が国葬を検討。「国葬令」は新憲法下で1947年に廃止されている。22日国葬が9月27日で閣議決定される。
・15日ロシアが日本の衆議院議員384人を入国禁止に。
・1日オデーサ州セルヒーウカでマンション、レクリエーションセンターにミサイルが着弾。子どもを含む20人以上が死亡。
・1日アメリカが8億2000万ドル(1100億円)の追加支援決定。地対空ミサイルなど。
・3日ロシアがルハンスク州のウクライナ最後の拠点・リシチャンスク市を制圧。「ルガンスク人民共和国を解放した」と発表。
・4~5日ドネツク州に砲撃が集中。中部ドニプロペトロウスク州にミサイル7発が着弾。
・5日南部ヘルソン州にロシアの官僚をトップに据えた占領下「州政府」が発足。
・9日ドネツクの集合住宅に砲撃、住民多数が生き埋めに。
・11日ロシアからドイツなどに天然ガスを供給する海底パイプライン・ノルドストリームが21日まで定期点検で停止。ドイツは復帰するかどうか懸念。
・13日ウクライナが北朝鮮と断交。ドネツク、ルガンスク人民共和国を承認したため。
・14日中部ビンニツァ市街地にミサイル攻撃。南部ミコライウではホテル、ショッピングモールにミサイル。
・15~16日キーウを含む11州にミサイルや砲撃。
・19日プーチン大統領がトルコ・エルドアン大統領とともにイラン訪問。シリア和平を目指す3ヶ国協議。トルコはYPGに対抗を主張し、シリア国内での軍事作戦も辞さない方針。20日イラク北部のリゾート地で砲撃、観光客9人が死亡。イラクはトルコの攻撃と主張、トルコは否定。
・21日南米4ヶ国の通商会議メルコスールがゼレンスキー大統領のオンライン演説を拒否。
・26日イギリスが親ロ派のイギリス人YouTuberを資産凍結。14年からウクライナに入国禁止となっていたが、現在はロシア制圧地域にいるとみられる。
・29日ドネツクのウクライナ兵捕虜収容施設に砲撃。捕虜40人、親ロ派53人死亡と発表。ロシアはウクライナが口封じのためHIMARSを使用して攻撃したと主張。捕虜にはアゾフスターリで抵抗し、拘束されている兵士も含まれる。
・7日イギリス・ジョンソン首相が辞任。閣僚・政権幹部が数日のあいだに50人以上辞任するなど、周囲の不信が強まったため。
・9日スリランカ・ラジャパクサ大統領、ウィクラマシンハ首相が辞任。4月から通貨切り下げに抗議し、大統領退陣要求のデモが激化し、群集が公邸を占拠、首相の自宅を放火。13日大統領が軍用機でモルディブに脱出。
・14日バイデン大統領がイスラエル訪問し、ラピド首相、オンラインでインド、UAEとも会談。15日パレスチナを訪問、アッバス議長と会談。UNRWAなどへの拠出再開を約束。15日サウジアラビア訪問、ムハンマド皇太子と会談し、記者殺害以来悪化していた関係改善に。帰国後、バイデン大統領は新型コロナ陽性。26日に陰性となるが、30日に再陽性検出。
・28日バイデン大統領が中国・周主席と電話会談。「意志疎通を継続する」として、大きな進展はなかった。