[国内]
・2日自民党三重県議が「国葬反対のSNSは8割が大陸から」とツイート。高市早苗議員が名古屋の日本会議集会で行った講演で「政府の調査結果」として発言したものとする。高市氏は否定。6日三重県議が発言訂正。
・6日北朝鮮ミサイルに関して日韓が電話協議。
・19日自民党・公明党が安全保障3文書の改定に向けての初実務協議。国家安全保障戦略に、周辺国をどう記述するかを検討。中国・北朝鮮に関しては表現を強める、ロシアは「あらゆる分野で協力を高めていく」「安全保障上極めて重要」との友好的表現から大幅に変更する必要がある。
・22日岸田首相がオーストラリアでアルバニージー首相と会談。2007年の安全保障共同宣言を改定し、署名。共同訓練や技術協力を進めていく内容。
[北朝鮮]
[ロシア/ウクライナ]
・4日ロシア国内で、ウクライナ東部4州の併合手続き完了。
・4日ロシア反政府活動家のナワリヌイ氏の団体「ナワリヌイ本部」が活動再開宣言。ナワリヌイ氏は収監中で、幹部も国外で活動。
・7日ゼレンスキー大統領が「北方領土は日本の領土」と国内文書に署名。
・7日シベリアガス田のサハリン1も2に続いてロシアが新会社設立。現行はエクソン・モービルが30%、日本政府主体の日本企業JVが30%出資している。
・8日黒海のクリミア橋で爆破。車道が崩落し、鉄道にも被害。自動車爆弾か。4人が死亡。ウクライナの治安機関の作戦で「テロ」とロシアは批難。12日FSBがロシア国内でロシア人、ウクライナ、アルメニア人の8人を拘束。「テロはウクライナ国防省情報総局によるもの」としている。
・8日ザポリージャ原発で砲撃により外部電源喪失。ザポリージャ市内にミサイル攻撃、6日19人、9日17人以上が死亡。11日サンクトペテルブルグでIAEA事務局長がプーチン大統領と会談。11日ウクライナの原発会社エネルゴアトムがザポリージャの副所長がロシア軍に誘拐され、拷問を受けていると発表。12日、17日再び外部電源喪失。
・8日ロシア軍はウクライナ総司令に強硬派のスロビキン大将を任命。
・10日キーウを含むウクライナ全土30ヶ所以上にロシアが一斉爆撃。23人以上が死亡。キーウでは大統領府から1kmの官庁街に着弾。ドイツ大使館などが被害。
・10日国連総会でウクライナ4州併合を無効とするロシア非難決議案の緊急特別会合。12日採決、143ヶ国の賛成で可決。反対はロシア、ベラルーシ、北朝鮮、ニカラグア、シリアの5ヶ国で、ロシア主体の旧ソ連集団安全保障・CIS加盟のアルメニアやタジキスタンなどの国々も棄権した。
・14日プーチン大統領が動員打ち切りを宣言。30万人のうち22万2000人を確保したとしている。各地では街角や工場、刑務所などでの動員が続いているとみられる。
・15日ロシア南部ベルゴロド州の軍訓練場で志願兵2人が銃乱射、11人が死亡。2人はムスリムで上官と宗教上の対立があったとみられる。
・17日キーウ中心部に自爆型ドローン28機による攻撃。集合住宅など5ヶ所が攻撃され、4人以上が死亡。イラン製のカミカゼ・ドローンと呼ばれるシャヘド136型で、EUなどはイランにロシアへの武器輸出で制裁。
・17日ロシア南部クラスノダールでロシア軍のSu34戦闘機が離陸直後にエンジンから出火しアパートに墜落。15人以上が死亡。
・21日米露国防相が電話会談。5月以来。
・31日ロシアがウクライナ全土をミサイルやドローンで攻撃。電力・エネルギー施設を標的とし、キーウの80%が断水、電力の逼迫。
・22日イタリアの右派連立内閣で極右「イタリアの同胞」のメローニ党主が首相指名。