・23日ベラルーシ上空を飛行中のギリシア発リトアニア行きのライアン・エア機がベラルーシ管制からの爆弾の情報により緊急着陸。搭乗していたポーランドを拠点としているベラルーシの反政権ジャーナリストと同行女性が拘束される。ミグ29がスクランブル発進して同伴したため、強制的な着陸とライアン・エアは主張。爆弾は発見されず。24日EUはベラルーシに抗議し、加盟国域内の発着と上空通過を禁止する制裁行為を発動。
・26日シリア大統領選挙に51人が立候補。当局により認可されたのは現職のアサド氏を含む3人。
・21日米韓首脳合意により、韓国の軍事力を規制する「米韓ミサイル指針」が撤廃される。1979年に制定され、当初は韓国は射程180km以上のミサイルの保有ができなかった。現在は改定されて800kmの制限だったが、これがなくなる。
・6月2日宮古島駐屯地に地対艦、地対空ミサイルの搬入が確認される。
・2日イスラエルで政権交代。現在の野党8党による連立政権となり、極右から左派、アラブ系まで含まれる。議会勢力は120議席中中道左派が21議席、アラブ系のラームが4議席。極右ヤミナのベスト元国防相が首相に就任。二年間の期限つき。
・4日沖縄・自然林に米軍が軍事廃棄物を放置することに抗議し、北部訓練場の空砲や空き缶などの廃棄物を通報する活動をしている蝶類研究者の自宅に県警が家宅捜索。4月7日に米軍車両・関係者の通行を妨げた容疑。
・7日中国・重慶でASEAN・中国外相会議が始まる。マレーシアは5月31日に中国軍機が領空に接近したこと、フィリピンは3月にEEZに中国漁船200隻が侵入したことに対して抗議。また、ミャンマーからはクーデターで発足した軍事政権で任命された外相が参加。
・10日2019年に右翼などの妨害・脅迫によって一時開催を停止させられた「表現の不自由展」が東京都内の画廊で続編の開催を予定していたが、右翼街宣車が連日住宅街に押しかけたため、会場変更を余儀なくされる。
・10日沖縄・米軍金武湾第三タンクファームから、大雨の影響で発がん性物質PFOSを含む消火剤が2400リットル流出。、
・16日参議院本会議で土地規制法が可決成立し、国会閉会。基地や原発などから1kmの範囲を注視区域とし、所有者を調べたり土地建物売買の事前届出を義務付ける。対象となる施設が限定されておらず、野党は拡大運用を指摘して反発していた。
・16日日本で行われていたサッカーW杯アジア二次予選に出場していたミャンマー代表選手が空港で日本に保護要請し、難民申請。
・16日スイス・ジュネーブで米露首脳会談。新たな軍備管理協定を始めるための「戦略的安定」声明を発表。